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【長崎県島原市】地域と福祉事業所がつながるイベント「春のパンまつり」、花ぞのパン工房で開催!

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3月20日(水)の春分の日、就労継続支援B型事業所花ぞのパン工房にて、「春のパンまつり」というイベントが開催された。

工房をひらき、目玉商品の焼き立て山切り食パンに調理パン・菓子パン、スイーツなどを販売。また、屋外では焚火でパンを焼く体験も実施し、多くの人が来場した。

地域の人々に花ぞのパン工房の活動を知らせるイベント


花ぞのパン工房は、長崎県島原市の猛島海岸の近く、二本木神社の隣に佇んでいる。パンまつりは、地域の人々にも花ぞのパン工房のことを知ってもらいたいという想いで、数年前から企画・運営しているイベントだ。

パンを販売するだけでなく、活き活き働くスタッフと地域の人々が交わる・繋がる場をつくりたいと考えた。花ぞのパン工房は、一般就労が困難な障がいや難病などを抱えている人が就労に必要なスキル等を身につける、就労継続支援B型事業所だが、利用者も一緒になってパンの製造・販売に関わっている。

普段は、給食パンの受注や飲食店等との取引を主としている工房だが、そんな利用者の姿を地域の人々にも見てもらいたいという想いがあり、取り組みを継続している。今回は、2年ぶりの開催となった。

ふわふわもちもちの食パンなど焼き立てパンを販売


今回の目玉は、焼き立ての山切り食パン。50本限定、お手頃価格500円で販売した。焼き立ての食パンは、特にふわふわもちもち。食パンの良い香りが工房中に漂った。

その他、定番のあんぱんやクリームパンのほか、何が当たるかお楽しみの三食パン(ミニ食パン)に春限定のさくらあんぱん、海老カツバーガーやカツサンドなどの沢山のパンが並んだ。

マフィンやクッキーなどの焼き菓子、同系列事業所の山の上のカフェGardenの手作りケーキも販売した。

パン工房の見学や焚火でパン焼き体験も開催


混雑により案内できなかった人もいたが、同イベントでは工房と店舗を公開し、大きな窯や、パンの仕込み・焼き上げの様子等、普段は見られないパン屋の裏側にも触れてもらった。


焚火イベントやBBQで人気の花ぞの特製まきまきパン。竹の棒に巻かれたパン生地を焚火で焼いて食べてもらった。強風の中ではあったが、子どもから大人まで大人気。自分でじわじわと焼いていく楽しみを感じてもらえた。


工場から店舗へとパンが送り出され、パンの良い香りが漂う店内が、地域の方々で賑わう。そんな光景から、スタッフたちも改めて地域の人々にパンを届ける喜びを実感する時間となった。

おいしいパンを食べたい人は、花ぞのパン工房へ足を運ぼう。

■花ぞのパン工房
住所:長崎県島原市北門町126
営業時間:10時頃~売り切れ次第終了
定休日:土日祝(イベント出店等で営業する日もある)

花ぞのパン工房Facebookページ:https://www.facebook.com/u9.hanazono

(佐藤 ひより)

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