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【千葉県松戸市】生ごみ堆肥の回収&堆肥で育てた野菜を宅配でお届け!「循環生活宅配便」がスタート

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バッグ型の「LFCコンポスト」を展開するローカルフードサイクリングと、竹炭を活かした野菜の生産・宅配を行う「北総クルベジ」を展開するゆうきは、生ごみ堆肥の回収とおいしい野菜の宅配がセットになった「循環生活宅配便」を、千葉県松戸市内で、4月10日(水)より開始している。

同プロジェクトは二社による共同実証実験だ。

脱炭素と持続可能な食循環を目指す

「LFCコンポスト」は、都会のベランダで誰でも手軽にできるバッグ型のコンポストとして、累計5万世帯以上に利用されている。

半径2kmの栄養循環を目指し、コンポスト技術の開発と農家や地域と連携を行い、生ごみ堆肥が循環するしくみ作りを長年実施してきた。

「北総クルベジ」は、北総(千葉県北部)地域の森林や里山から出る間伐材や竹などを炭化し、土に戻し、その畑で野菜を育て地域に宅配している。

また、都心に近い生産地として、若手の新規就農者も多く、豊富にある未活用の木資源を炭化し、新規就農者の畑にまくことで、地域資源の循環と若手農家の支援へとつなげている。

「LFCコンポスト」と「北総クルベジ」が目指すのは、脱炭素と持続可能な食循環。今回、その想いが重なり、家庭からでる生ごみが畑の土に戻り、野菜を育て、その野菜が食卓へ届く仕組みが誕生した。

“4つのいいこと”とは

「循環生活宅配便」には、“4つのいいこと”があるそう。

1つめは「CO2削減」。堆肥に含まれている炭がCO2を土の中に閉じ込めてくれる。

2つめは「生ごみ削減」。焼却されるはずだった生ごみが堆肥に生まれ変わる。

3つめは「安心安全野菜」。農薬や化学肥料に頼らず生ごみ堆肥などで育てた野菜をお届けする。

4つめは「豊かな森作り」。放棄竹林から竹炭を作り、活用することで里山の再生につながる。

集めた堆肥は畑で活用

宅配便(会員制)で「クルベジ野菜」と「LFCコンポストセット(生ごみで堆肥をつくるキット)」をお届けし、できた堆肥の回収をする共同実証実験内のサービスとなる。

集めた堆肥は、北総クルベジファーマーズの畑で活用され、収穫したクルベジ野菜を再び食卓に届ける。

定期コースのプランも

商品の一例を挙げよう。

単品で頼む『循環生活宅配便[単品]』S(家族2〜3人向け)1,890円(税込)/L(家族4〜5人向け)2,754円(税込)は、まずはお試しで体験してみたい人におすすめ。

「LFCコンポスト」堆肥を使って育てた農薬・化学肥料不使用の「クルベジ野菜」を1回お届け。1回の堆肥の回収サービス付き(要事前申込)。

野菜を定期的にお届けする『循環生活宅配便[定期コース]』S月2回3,780円(税込)/S月4回7,560円(税込)/L月2回5,508円(税込)/L月4回11,016円(税込)では、月2~4回「LFCコンポスト」堆肥を使って育てた農薬・化学肥料不使用の旬のクルベジ野菜を定期的にお届けする。契約期間中堆肥の回収サービス付き(要事前申込)。

また、オプションで「LFC専用基材(バイオ炭付き)」2,156円(税込)を、必要なタイミングで申し込むことも可能だ。

申し込み方法は2通り。

1つめは、WEBサイトから申込みフォームを入力する方法。2つめは、申し込み用紙へ記入の上、郵送またはFAXを送信する方法だ。商品詳細については、サービスのWEBサイトを参照してほしい。

美味しい野菜を食べつつ、環境へも配慮する試み。興味がある人は試してみて!

循環生活宅配便:https://www.youki-takuhai.com/category/118

(鈴木 京)

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