「130(ワンサーティ)」は、4月17日(水)にオープンした原宿の商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」内のポッドキャスト兼アートギャラリー「J-WAVE ARRTSIDE CAST」に、テーブルとチェアを制作した。
「東急プラザ原宿『ハラカド』」は、原宿・神宮前エリアを世界に向けた文化創造・発信拠点とするためのまちづくりの核となる商業施設だ。
革新的な立体造形技術をコアに持つ「130」
地球環境に配慮するライフスタイルの提案を発信し続けているラジオ局「J-WAVE(81.3FM)」。J-WAVE初のレンタルスタジオ「J-WAVE ARRTSIDE CAST」のスタジオ内装のコンセプトは、「長く使うほどに味が出る」こと、そして「アイディア次第で可能性が広がる」こと。スタジオ内の壁や床、家具のすべてにおいて、長く使用することを前提として選び抜いている。
古くなったら交換するのではなく、経年変化を楽しむという時間とともに価値を高めるというブランディングに「130」が共感し、今回のプロジェクトがスタートした。
「130」は、従来の平面を積み重ねる3Dプリント技術から逸脱し、1本のフレームを次々に立体構築していく、革新的な立体造形技術をコアに持つブランド。「130」の製品は、自由なデザイン、軽量性、そして堅強さを備えるだけでなく、製品の寿命を終えた後は解体し再素材化され、新たに生まれ変わることが可能なプロダクトサイクルを実現している。
シンプルを目指したフルグリッドの作品
今回、「130」が「J-WAVE ARRTSIDE CAST」に提供したテーブルとチェアは、無色透明で、形状は縦と横のラインの長さを均一にし、使用する人の視覚を阻害しないよう意識された、シンプルを目指したフルグリッドの作品。
テーブルは、スタジオ内のエンジニア用と出演者用共に天板部分を薄くし、マイクスタンドを差しこんで固定が可能。エンジニア用のテーブルは、機材を左右足元に差し込めるよう、音響用ラック機材の規格分のスペースを開口させており、背面からは機材の配線を自由に取り回しできるようにしている。
チェアは、クッション等を追加で設置できるよう座面部分を42cm規格にあわせ、座る人に違和感が無いよう底面にかけてテーパー(傾斜)をかけた構造に仕上げている。
スタジオ内のすべての作品を無色透明の素材にすることにより、外から差し込む光、原宿の様々な街の色、そして室内のライティングを透過、反射し、「130」がもつ新たな価値観を表している。
「130」が制作したテーブルとチェアは、「J-WAVE ARRTSIDE CAST」にて展示されている。スタジオを利用する際は、テーブルとチェアにも注目してみて。
■J-WAVE ARRTSIDE CAST
住所:東京都渋谷区神宮前六丁目31番21号 東急プラザ原宿「ハラカド」3階
営業時間:11:00~20:00 ※不定休
WEBサイト:https://www.j-wave.co.jp/arrtsidecast/
Instagram:https://www.instagram.com/arrtsider__
130 WEBサイト:https://www.130onethirty.com/
(佐藤ゆり)