埼玉県の取り組みを紹介!「春の荒川水管橋見学会」と「緑の募金」活動について詳しく見ていこう。
全長1,101mの荒川水管橋を歩くイベント
埼玉県は、5月18日(土)に10回目となる「荒川水管橋見学会」を開催。「第14回こうのす花まつり」と同時開催される。
■パネルや模型の展示、オリジナルグッズの配布も実施
水管橋とは、水道管が川や鉄道などを横断するための橋のこと。荒川水管橋は、行田浄水場で作った水道水を荒川を越えて県北部地域などに送水している。
荒川水管橋は全長1,101mと日本一の長さを誇る水管橋。足元に広がるポピー畑や、天気が良ければ橋からは富士山や秩父連山などのパノラマが楽しめる。また、見学会当日は、パネルや模型の展示、オリジナルグッズの配布も行われる。
■見学会詳細
見学会のコースは、往復400mの「ショートコース」と往復2.2kmの「ロングコース」の2種。
「ショートコース」は、制限時間内にコース内を自由に見学可能。1回あたり30分で、定員は45名。午前3回、午後4回の合計7回実施される。
「ロングコース」は、コース内をスタッフが誘導してくれる。1回あたり50分で、定員は45名。午前3回、午後3回の合計6回実施される。なお、対岸への送迎バスはない。
参加対象は、小学4年生以上で、3階建て分(高さ10m程度)の階段の昇り降りができ、水管橋上を往復400mまたは2.2km完歩できる人。
受付場所は、「コスモスアリーナふきあげ」付近テント。午前開催分は当日9時から、午後開催分は当日11時から受付開始予定だ。定員になり次第、受付終了となる。なお、強風や雨など荒天の場合には中止になることがある。
詳細は、埼玉県水道企画課のHPで確認を。また、同時開催される「第14回こうのす花まつり」については、鴻巣市のHPをチェックしてみて。
■荒川水管橋見学会
日程:5月18日(土)
場所:荒川水管橋(鴻巣市側)
コスモスアリーナふきあげ 鴻巣市明用636-1近く、吹上駅南口から約2km
詳細(埼玉県水道企画課HP):https://www.pref.saitama.lg.jp/c1304/90d00-01yousui/event.html
第14回こうのす花まつり(鴻巣市HP):https://www.city.kounosu.saitama.jp/site/hanamatsuri/1320.html
強調月間中の「緑の募金」活動
埼玉県の、令和6年「緑の募金」活動の情報も紹介しよう。
■森林整備や身近な緑化活動への資金に
埼玉県緑化推進委員会では、緑に親しみ健全で豊かな心を育み、住みよい緑豊かな埼玉づくりを進めるため、「緑の募金」活動を行っている。「緑の募金」は、森林整備や身近な緑化活動(学校、公園等の公共施設の植樹、苗木配布等)への資金として生かされている。
募金活動には、市町村、自治会等の協力を得て、家庭を単位に行う「家庭募金」、企業の社会貢献活動の一環として行う「企業募金」、職場や小・中・高等学校の協力を得て行う「職場・学校募金」、さらに「街頭募金」がある。
■知事とボーイスカウトによる街頭募金を実施
募金は年間を通して行われているが、春と秋に重点募金期間を設けている。春の募金期間は、2月15日(木)~5月31日(金)で、そのうち4月15日(月)~5月14日(火)の期間が強調月間だ。
4月29日(月・祝)11時~は、JR大宮駅西口デッキで、知事とボーイスカウトによる街頭募金が実施される。また、強調月間を中心に、県内各地でボーイスカウトや緑の少年団が参加して街頭募金を行う。
募金の主な使途は、学校環境緑化コンクールや緑化ポスター原画コンクールの開催支援、緑を守り育てる活動を行っている緑の少年団への支援、公共施設等の植栽・苗木の配布・森林整備など地域の緑化事業への支援、全国植樹祭開催に向けた支援のための積立てなどだ。
令和6年の募金目標額は7,800万円。なお、令和5年の募金実績は7,361万円だった。
この機会に、「緑の募金」に協力してみては。
埼玉県緑化推進委員会HP:https://www.saitama-ryokusui.or.jp/
(ソルトピーチ)