横浜市、横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会は、3月15日(金)～6月9日(日)の期間、第8回横浜トリエンナーレ「野草：いま、ここで生きてる」を開催中。横浜美術館や旧第一銀行横浜支店、元町・中華街駅連絡通路などを会場に、さまざまな企画を展開している。

その企画の1つとして、5月3日(金)・4日(土)の2日間、アメリカ山公園を舞台にペーパーランプイベント「野草の灯」を開催。また、5月5日(日)には、小さな子どもも楽しめる「こどもの日のアートプログラム」も実施する。

さらに、便利でお得な1日乗車券を5月1日(水)より販売する。

ペーパーランプで地上絵を描き、ろうそくを灯す

「野草の灯」は、「ペーパーランプ」を並べてアメリカ山公園の敷地いっぱいに「野草」にちなんだ地上絵を描き、ろうそくを灯すイベント。

下絵の構想は、アーティスト・さとうりささんが手がけた。

並べるペーパーランプの中には、事前に実施したワークショップで地域の子どもたちが絵付けしたものもある。

来場者と横浜トリエンナーレサポーター、学生ボランティアが一緒にろうそくを設置し、一つ一つ点灯していく。ろうそく設置は16:00頃、点灯は17:30頃からだ。

1日限定「こどもの日のアートプログラム」

5月5日(日)の「こどもの日のアートプログラム」では、横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKOで、おしゃべり鑑賞デーを開催。

展示室内で気兼ねなく会話をしながら、作品を鑑賞できる1日となる。

当日は、小学生以下を対象に、作品を見ながら親子で一緒に取り組めるワークシートが配布される。

また、横浜美術館では、中学生以下の児童・生徒を対象としたロボットと遊ぶ「野草」クイズ大会を実施。Aldebaranの小型二足歩行ロボット「NAO」が展示作品に関するクイズを出題する。

実施時間は、10:30～11:15、12:00～12:45、14:00～14:45の3回。総合案内前の特設受付にて、先着順で受け付ける。なお、定員があるため気になる人は早めに足を運ぼう。

また、横浜美術館では、子ども連れの人が優先的に入場できるレーン「こどもファスト・トラック」が設置される。

便利でお得な1日乗車券2種発売

5月1日(水)より、横浜トリエンナーレのメインビジュアルをデザインした「みなとぶらりチケット」と「みなとみらい線一日乗車券」が発売される。

横浜の観光エリアがカバーされ、対象店舗で割引などの特典サービスが受けられる便利でお得な1日乗車券だ。

「みなとぶらりチケット」は、ベイエリアを中心に、横浜市営バス・地下鉄と神奈中バスに乗降できる1日乗車券。

価格は、大人700円/小児350円で、地下鉄(ブルーライン)横浜駅駅事務室、桜木町駅観光案内所などで購入できる。

「みなとみらい線一日乗車券」は、横浜駅から元町･中華街駅までを結ぶみなとみらい線で利用できる1日乗車券。価格は、大人460円で、小人券の発売はない。

販売場所は、横浜駅を除く、みなとみらい線各駅事務室など。有効期間は、発売日から11月30日(土)のうち1日に限る。

横浜美術館に自由に使えるスペースを常設

第8回横浜トリエンナーレ期間中、横浜美術館には、こどものアートひろば「はらっぱ」を常設。横浜トリエンナーレ開場日の10:00～16:00に開放される。

こどものアートひろば「はらっぱ」では、スタンプを使って創作したり、展覧会の感想を書いたり、休んだり、いろいろな過ごし方ができる。また、乳幼児を連れて休憩できるコーナーもあり、誰でも無料で事前の申込みなく利用可能だ。

今年のゴールデンウィークは、横浜で家族で楽しめる企画に参加してみては。

■第8回横浜トリエンナーレ「野草：いま、ここで生きてる」
会期：3月15日(金)～6月9日(日)
休場日：毎週木曜日 ※5月2日(木)、6月6日(木)を除く
会場：横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO、クイーンズスクエア横浜、元町・中華街駅連絡通路
開場時間：10:00～18:00 (入場は閉場の30分前まで)/6月6日(木)～9日(日)は20:00まで開場
公式サイト：https://www.yokohamatriennale.jp

■ペーパーランプイベント「野草の灯」
開催日：5月3日(金)・4日(土）
会場：横浜市アメリカ山公園
住所：神奈川県横浜市中区山手町97-1

■おしゃべり鑑賞デー
日時：5月5日(日) 10:00～18:00
会場：横浜美術館、旧第一銀行横浜支店、BankART KAIKO

■ロボットと遊ぶ「野草」クイズ大会
日時：5月5日(日) 10:30～11:15、12:00～12:45、14:00～14:45
会場：横浜美術館

(Higuchi)