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【京都府】放置竹林解決に貢献!ラーメン屋「キラメキノトリ」が京都産メンマづくりに挑戦

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キラメキノ未来代表取締役の久保田雅彦氏

キラメキノ未来が運営する京都のラーメン屋「キラメキノトリ」は、社会問題となっている放置竹林を解決するために京都産メンマづくりを始めた。

京都産メンマづくりの背景

キラメキノ未来によると、全国的に放置竹林が問題となっており、タケノコの名産地である京都府も例外ではないという。管理されなくなった放置竹林は陽を遮り、周辺の樹木を枯らすほか、土砂災害を引き起こすこ危険性があると言われている。

2023年に、成長して固くなる前の柔らかい幼竹を原料として、国産メンマが製造できることを知った同社代表取締役の久保田雅彦氏。

同氏は、国産メンマの需要が増えれば放置竹林の問題解決に大変効果があると感じたそう。また、現在流通しているメンマの99%が中国や台湾からの輸入品である中、ラーメン店運営会社として現在主流となっている外国産メンマを国産メンマに一早く変えることが、放置竹林問題を解決するために必要不可欠なことだと考えた。

府内で収穫された幼竹からメンマを製造


そんな中、「京都の竹林を守るために京都のラーメン屋が立ち上がる!!」をコンセプトに京都産メンマプロジェクトが動き出した。

同プロジェクトに賛同する多種多様なメンバーでミーティングが重ねられ、今では京都市、向日市、長岡京市、八幡市、精華町など、京都府で竹林を整備している多くの人々にネットワークを広げている。


京都府内で収穫された幼竹は、同社のセントラルキッチンに毎日運び込まれ、皮を剥いてメンマのサイズに断裁。同社の工場で茹でてメンマが製造される。

鶏白湯らーめん醤油

ラーメンを通じて社会貢献に取り組む

キラメキノ未来によると、同社が運営するラーメン店「キラメキノトリ」20店舗のメンマをすべて国産に切り替えると、約4000本の放置竹林を解決できる語る。また、同社は、この取り組みが竹林整備、幼竹の収穫、メンマの製造など多くの雇用を生み出すほか、幼竹の収穫や製造は地域の活性化やコミュニティー作りにも繋がるかもしれないと考えている。

キラメキノ未来のスローガンは、「ラーメンを通じて社会貢献」。同社は、放置竹林問題を解決するための国産メンマづくりをこれからラーメン業界に広めていきたいと考えている。

「キラメキノトリ」に足を運んだ際は、メンマにも注目だ。

「キラメキノトリ」公式HP:https://kirameki-mirai.co.jp/index.php

(ソルトピーチ)

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