衣類から肥料へ還し、食を育む循環型テクノロジーを提案するクレサヴァは、トヨタアルバルク東京が運営する男子プロバスケットボールBリーグ「アルバルク東京」が、3月23日(土)に国立代々木競技場 第1体育館で開催した千葉ジェッツ戦にて、衣類回収キャンペーンを実施。
同イベントは山一商事と連携し、「CIRCULAR FARM」のSports Lab.として行われた。
不要な衣類を資源へ変えるクレサヴァのプロジェクト
2023年11月、クレサヴァは自社だけでなく、持続可能な未来を目指すパートナー企業やブランドのコラボレーションなどにより、不要な衣類を資源へと変える循環型テクノロジー「CIRCULAR FARM」の認知の拡大を目指す「CIRULAR FARM Lab.」プロジェクトとして、5つのLab.を始動した。
「Sports & Wellness Lab.」では、スポーツの熱狂を持続可能な感動と情熱へと導き、選手とオーディ エンスが一つのチームとなるように、地球と共に成長し、心身ともに健康的なライフスタイルで未来を築く。
約150kgの衣類が集まりCO2の排出削減へ貢献
3月23日(土)、国立代々木競技場 第1体育館での「アルバルク東京」のホームゲームにて、「アルバルク東京」のSDGsパートナー・山一商事は、冠ゲームとして「YAMAICHI presents アルバルク東京 サステナブルデイ」を実施した。
「CIRCULAR FARM」のSports Lab.は、「アルバルク東京」と山一商事と連携し、ホームゲーム会場に来場した人々から不要になった衣類を回収。会場にはオリジナルデザインのラッピングコンテナが登場した。
着れなくなったチームTシャツや衣替えで不要になった洋服などが多数持参され、コンテナいっぱいに入った衣類を見て「これが肥料になるんだ!」と驚く人もいたという。約280名もの人が参加し、集まった衣類は約150kg。集められた衣類は約75kgの肥料に生まれ変わる。
また、この取り組みはCO2の排出削減にもつながっており、環境省公表データに基づきクレサヴァ社で算出した数値では、焼却した場合と比較して約85%CO2排出が抑えられるという(※)。
衣類の大量廃棄についてプレゼンした小学生も招待
プライムタイムには、山一商事の事業本部部長の米山氏が登場。「いよいよシーズンも終盤戦です。力を合わせて、選手にエールを送りましょう!」と力強いスピーチが行われ、千葉ジェッツ戦が開幕した。
一進一退の攻防から、後半はディフェンスで相手の攻撃を抑え、19点まで点差を広げ見事「アルバルク東京」が勝利を掴んだ。
また、冠試合を実施した山一商事は、2023年12月に開催のSchool Lab.にもコメンテーターとして参加している。その際に「衣類の大量廃棄」をテーマにプレゼンテーションをした、新宿区立落合第三小学校5年生が観戦に招待されていた。
小学生が地域の周辺施設から集めた衣類も、山一商事によって収集運搬され、「CIRCULAR FARM」のテクノロジーによって安全に土に還される。
Sports Lab.は今後もチームとオーディエンスが一体となり、スポーツの熱狂を環境へのアクションにつなげ、次世代のサステナビリティを創造していく予定だ。
山一商事の代表取締役社長によるコメント
山一商事の代表取締役社長・松本大輔氏は、「衣類回収キャンペーンにご参加いただき、誠にありがとうございました。山一商事はアルバルク東京のSDGsパートナーとして、今回は衣類の大量廃棄の問題解決に貢献するべくクレサヴァ社のCIRCULAR FARMと共に衣類の回収を行いました。
雨の中たくさんの方に衣類をお持ちいただき改めてアルバルク東京のファンの皆さまの、チームと一緒に地球環境に取り組もうと言う気持ちの強さを感じました。
山一商事では今後もクレサヴァ社と一緒に、衣類の大量廃棄という問題を解決するべく取り組んでまいります」とコメントを寄せた。
環境問題に興味がある人は、クレサヴァの取り組みをチェックしよう。
クレサヴァ公式サイト:https://www.cresava.com
※出典:環境省 温室効果ガス排出量計算のための算定式 及び排出係数一覧 https://www.env.go.jp/earth/ondanka/suishin_g/3rd_edition/ref2.pdf
(佐藤 ひより)