創業130年目を迎える海苔メーカー小善本店は2022年1月17日の「おむすびの日」に、直営店「のりきっちん」を開店。
本当に美味しい海苔を知ってもらいたい、海苔を通じて楽しい食卓を囲んでもらいたい想いのもと、オフィスの1階におにぎりや海苔商品を購入できる直営店を構えた。
そして、この直営店の斜向かいに5月1日(水)、より本格的な飲食店「のりきっちんHANARE」をオープンした。
海苔の魅力を堪能できる飲食店が新たにオープン
海苔を家庭で常備して食べることが少なくなってきていること、海苔のギフト品としての活用も少なくなってきていることなど昨今の業界の課題から、同社は少しでも海苔の良さを気づいてもらえるきっかけの場所として東京の浅草から発信し届けていきたいと思っているという。
今回新たにオープンした「のりきっちんHANARE」は、海苔をどこでも楽しんで食べてもらいたいという想いで、まずは持ち帰りもできるお弁当をメインに展開。子どもから大人、外国人まで、「海苔を身近に」感じられる店舗にしたいと考えている。
ゆったりとくつろげる空間を提供できるよう、座席は12席用意。フェイクグリーンも入れて癒されるような環境を作った。
ラインナップ豊富で持ち帰りもできる弁当
「鮭優雅海苔弁当」1,100円(税込)の具材は白米、海苔(優雅)、鮭、ブロッコリー、かぼちゃ、アスパラガス、玉子、人参。仕入れ状況によって具材が変わることがある。
小善本店の最高品質、有明海産の口溶けの良い海苔を、米は冷めても美味しい新潟県産「こしいぶき」を使用している。野菜は北海道産のブロッコリー、かぼちゃを使用。食感を楽しめるよう人参ラペ、アスパラガスも入れた。
卵焼きは自家製で、出汁を効かせて作っている。また、身の味がしっかりしていて旨味が強く、脂乗りはほど良い紅鮭も使用している。
「デミたまハンバーグ丼 のりあーと付き」900円(税込)の具材は白米、海苔、ハンバーグ、目玉焼き、ブロッコリー、パプリカ。海苔は同社のレーザーカット技術を活用した「のりあーと」を使用。デザインした海苔をつなぎ目から切り離すだけなので、子どもでもチャレンジしやすい。
のりあーとは4種類用意しており、ランダムに渡される。デザインは動物2種、にゃんこ、忍者。
「唐揚げ弁当」700円(税込)の具材は白米、海苔、唐揚げ、卵、たくわん。唐揚げには国産鶏肉を使用し、HANARE特製の醤油ベースの味付けで揚げた。海苔を身近に感じてもらいたいという想いから、ご飯には海苔を乗せている。
その他にも生姜焼き弁当や炒飯弁当などの弁当を提供する。
身体に嬉しい惣菜やサイドメニューも
「のりカケルサラダ」350円(税込)の具材はブーケレタス、ケール、トレビス、エシャレット、フルーツ人参、ラディッシュ、のりカケルくん(海苔)。
身体に嬉しい食材を選んでおり、ブーケレタスは苦味やくせが少ない味わい。ケールはビタミン・ミネラル・食物繊維など、現代人に不足しがちな栄養素を補うスーパーフードだ。
トレビスはカリウムを比較的多く含み、色が鮮やかなのが特徴。フルーツ人参、ラディッシュ、エシャレットで彩りを加え、同社のNB商品「のりカケルくん」をドレッシング代わりに和えて味わえる商品だ。のりカケルくんの味は日替わりで変わる。
サイドメニューにはスパムむすびや味噌汁、唐揚げ、海苔塩ポテトなどを提供。
食べ歩きにぴったりで「のりあーと」を楽しめる甘味
甘味の「のりあーと団子」1本180円(税込)の味の種類は3種類。醤油の香りと海苔が合う「醤油」、砂糖を焦がしたあまじょっぱい定番の味の「砂糖醤油」、抹茶の香りを楽しめる「抹茶砂糖」。
海苔は「のりあーと」を使用。デザインは4種類あり、海苔のデザインはランダムで提供する。食べ歩きもできる包装で提供し、提供時間は15時~の時間限定品。
海苔の美味しさを堪能できる「のりきっちんHANARE」をチェックしてみては。
■のりきっちんHANARE
住所:東京都台東区松が谷2丁目27-6 1階
営業日時:平日・土曜日11時〜19時※日曜・祝日は休み
販売商品:お弁当及び軽食
■のりきっちん
住所:東京都台東区松が谷3丁目4−1 1階 のりきっちん
営業日時:平日・土曜日11時〜17時 ※日曜・祝日は休み
販売商品:海苔やお茶商品、おにぎりを販売
URL:https://nori-kitchen.kozen.co.jp
小善本店公式サイト:https://kozen.co.jp
※写真はイメージです。
(佐藤 ひより)