香川県・小豆島にある小豆島大観音では、お釈迦様の誕生日である5月8日(水)に花まつりを開催する。
小豆島大観音は、この花まつりにあわせて、小豆島土庄町にある花屋「pensée(パンセ)」と協力し、小豆島大観音の最上階にある釈迦殿において、アーティフィシャルフラワーを用い、神秘的で優雅な空間を作り上げた。5月1日(水)より公開中だ。
お釈迦様の歯を祀る釈迦殿「佛歯の間」
釈迦殿には、「佛歯の間」があり、スリランカ共和国国立佛歯寺より贈られたお釈迦様の歯が祀られている。重厚な扉を開けると、お釈迦様の佛歯を間近で参拝することができる。
甘茶を3度そそぎ、真言「ノウマクサンマンダボダナンバク」と唱えるのが参拝方法だ。
願いを書いた花を供えられる
参拝者は、釈迦殿に用意されたお花(アーティフィシャルフラワー)に願いごとを書いてお供えすることもできる。
アーティフィシャルフラワーとは、生花をリアルに再現し、生花にはない美しさを表現した造花。近年、欧米はもとより日本でも注目されており、年々クオリティも向上し、生花では出せない高い芸術性と耐久性で、世界的に高い評価を受けている。
デメリットは、生花ではないため鮮度と香りがないこと。それを補うため、小豆島大観音では、オリジナルの花の香りを空間に漂わせている。
「しあわせ観音叶う守り」の授与も
また、「しあわせ観音叶う守り」の授与も。好きな花柄の袋を選び、パワーストーンに願いを込めて大切に持つことができる。花柄の袋は、小豆島のお母さんたちが一つひとつ手作業で作っている。
幸せスポット多数!小豆島大観音
1995年に建立された小豆島大観音は、幸せを願う観光寺院で、別名「しあわせ観音」と呼ばれている。建築・設計部門の世界的に権威のあるコンテスト「アークプラス国際作品コンテスト」でグランプリを獲得し、名実ともに世界一美しい観音様として認められている。
寺内は、胎内巡りになっており、壁一面に14000体の仏像が並ぶ。
希望者には、護摩祈祷・先祖供養・瞑想体験なども行っている。
また、境内では愛らしい「しあわせ小僧」が出迎え、幸運を願う「しあわせの鐘」が設置されていたりと、“幸せ”をテーマにしたポイントが随所にある。看板娘のヤギ「いちごちゃん」や看板馬の「よさく君」にふれあえるエサやり体験もできる。
さらに、併設の喫茶店「仏陀茶房HAPPY」の隣にミニドッグランが完成。愛犬との観光にもおすすめだ。
小豆島大観音で、境内の幸せスポットを巡り、神秘空間での参拝体験をしてみては。
■幸せを願う観光寺院 小豆島大観音(しょうどしまだいかんのん)
住所:香川県小豆郡土庄町小馬越乙1
HP:https://www.shiawasekannon.com
(Higuchi)