長崎県諫早市に本社を置く杉谷本舗は、長崎県立諫早農業高等学校(以下、諫早農業高校)と協力し、長崎県産品の「そのぎ茶」「かんころ」「小麦粉」「卵」「日本酒」をコラボレーションした新商品「そのぎ茶×かんころ どら焼き」を開発した。
5月3日(金)~6日(月)の4日間、諫早市八坂町にある杉谷本舗本店にて同商品のテスト販売を実施したところ、目標比255%超の1,022個を販売。販売期間中、全商品の中でー番の販売個数だったという。
そして、5月13日(月)より、杉谷本舗ECサイトにて、同商品を数量限定で販売開始。1個250円(税込)、5個(箱入り)1,400円(税込)、10個(箱入り)2,680円(税込)で購入できる。
また、5月14日(火)14:00から、諫早農業高校にて商品化発表会も開催される。
長崎県産品がコラボした和菓子
「そのぎ茶×かんころ どら焼き」は、彼杵地区の「そのぎ茶」、五島列島の「かんころ」、長崎県産の「小麦粉」「卵」、諫早の蔵元・杵の川の「日本酒」をコラボレーションさせた和菓子だ。
鮮やかなそのぎ茶の餡の中に粒の蒸したかんころが入っており、味も食感も楽しめる。
パッケージデザインは、かわいらしさと美味しさを伝えられるようにと、諫早農業高校の生徒が素案を考えた。
開発経緯と商品コンセプト
「そのぎ茶×かんころ どら焼き」は、杉谷本舗が諫早農業高校の生徒から「長崎県ならではの和菓子を商品化したい」という依頼を受け、開発に至った。
長崎県産品の知名度向上と県全体の活性化を目指し、産学が協働して商品化した「そのぎ茶×かんころ どら焼き」は、長崎県産品の魅力を全国に発信できる新しい和菓子に仕上がっている。
なお、諫早農業高校と杉谷本舗は2018年に「みかんおこし」を共同開発し、日本学校農業クラブ全国大会で最優秀賞と長崎県特産品新作展でながさき手みやげ大賞を受賞した。
創業213年の杉谷本舗
杉谷本舗は、1811年に長崎県諫早市の銘菓である「諫早おこし」でのれんを掲げ、長崎カステラ、どら焼き、洋菓子と時代の変化に合わせた菓子つくりを行っている。
社訓は「真心」。「真心と共に おいしさと幸せをお届けする」を理念に掲げ、利用者・地域・取引先・従業員の拠り所となるよう事業を展開している。
2023年4月に八代目の杉谷達成氏が代表取締役を継承。同氏は、2社のベンチャー企業(エス・エム・エス社、freee社)で就業し、現在に至る。
この機会に、杉谷本舗と諫早農業高校が作った長崎の新名物「そのぎ茶×かんころ どら焼き」を味わってみては。
■杉谷本舗本店
住所:長崎県諫早市八坂町6番10号
HP:https://sugitanihonpo.co.jp
EC:https://shop.sugitanihonpo.co.jp
(Higuchi)