道の駅しかべ間歇泉公園を運営するシカベンチャーは、「湯けむり処 しかべ焼き」を5月18日(土)に、同道の駅にてオープンした。
鹿部の海の恵みを詰め込んだ新名物
「しかべ焼き」は、ふわふわの生地に包まれた、鹿部(しかべ)特産の噴火湾湾口ほたてや水だこを、最高級と称される白口浜真昆布(しろくちはままこんぶ)のお出汁に浸して食べる新名物。
トッピングには「たらこバター」、
「明太子バター」、
「青のりバター」を用意し、より鹿部を感じられる味変を楽しむことができる。
「湯けむり処 しかべ焼き」では、古くから最高級の昆布と称される、鹿部が誇る白口浜真昆布からとったお出汁が注ぎ放題。利用者自身が、蛇口から出てくるお出汁をお好きなだけ注ぐことができる。
お出汁好きの人はたっぷりと注ぐも良し、熱めが好きなら途中で追いお出汁を自由におかわりするも良し、そのままお出汁だけを飲むのも良し!自身の好みで出汁を注ぐことで完成する「しかべ焼き」を楽しんで。
関川裕哉シェフとぐるなびがタッグを組んで参画
「鹿部の海の豊かな味を引き出したい」という思いに共感し、道南の風土に根ざした料理を追求するシェフ・関川裕哉氏がメニュー監修に参画。
実際に何度も鹿部に足を運び、食材の研究から始まり、実際に味わった利用者がどのような体験を得るのか?という視点に至るまで、全面的にメニューをプロデュースした。
また、地域活性化起業人として鹿部町に出向しているぐるなび・荻野こず恵氏もタッグを組んだ。他エリアの事例や様々な知見を活かし、マーケティングやPR等も含めた店舗開発に携わっている。
その結果、地元食材を活かすため、様々な試作を繰り返し、ほたてやたこを提供する生産者も「うまい!」と認める仕上がりとなった。
「しかべ焼き」は、ほたて4玉、たこ3玉が入って650円(税込)。トッピングの「たらこバター」「明太子バター」「青のりバター」は、いずれも各300円(税込)となっている。
足湯に浸かりながら食べるのもおすすめ
「湯けむり処 しかべ焼き」の目の前には、今年発見から100周年を迎える北海道遺産“しかべ間歇泉”があり、「しかべ焼きという海の恵みと、しかべ間歇泉という温泉の恵み。ふたつの鹿部の恵みを楽しんでいただきたい」がテーマ。
銭湯によくある富士山の壁画かと思いきや、鹿部が誇る秀峰・駒ケ岳が描かれており、店内には随所に、どこか懐かしい温泉街の雰囲気を感じる仕掛けがあるという。
「しかべ焼き」はテイクアウトも可能なため、足湯で本物の温泉に浸かりながら、体の外から中から、全身でふたつの鹿部の恵みを楽しむこともできる。
「道の駅しかべ間歇泉公園」について
「道の駅しかべ間歇泉公園」は、北海道南部・鹿部町の道の駅。その名のとおり、象徴は北海道遺産にも認定された「しかべ間歇泉」で、約10分おきに高さ15mもの高さに噴き上げる100℃の温泉の迫力は一見の価値ありだ。
足湯や地元食材を温泉の蒸気で蒸して食べられる「温泉蒸し釜」など、単なる休憩スポットにとどまらない体験型の道の駅として注目を集めている。
「道の駅しかべ間歇泉公園」にオープンした「湯けむり処 しかべ焼き」で、鹿部町ならではの美味しさを堪能してみては。
■湯けむり処 しかべ焼き
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18-1 道の駅しかべ間歇泉公園内
営業時間:10:00〜16:00
※お出汁がなくなり次第終了。食材の水揚げ状況等によって休む場合がある。
道の駅しかべ間歇泉公園公式サイト:https://shikabe-tara.com
(丸本チャ子)