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羊羹や和菓子という枠組みを超えたお菓子「キュベ」から「すいかキュベ」が登場

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大阪あべので父と娘が立ち上げた「こたろう和(のどか)」では、「キュベ」のラインナップに、これからの季節を先取りした目でも舌でも楽しめる「すいかキュベ」が新たに加わった。

「キュベ」は、日本古来の和菓子・羊羹の製法を取り入れながらも旬の果実やなにわの伝統野菜、スパイスや洋菓子のニュアンスも取り入れ、羊羹や和菓子という枠組みを超えた全く新しい水菓子だ。

質の良いフルーツ果汁を贅沢に使用


「こたろう和」は、2021年に父と娘で営む「寿司と羊羹の専門店」として開店した。

2022年には、髙島屋大阪店味百選にて寿司販売が始まり、2023年には髙島屋大阪店銘菓百選にて羊羹販売をスタートした。


同店が販売する「キュベ」は、質の良いフルーツ果汁を贅沢に使い、特別なおいしさを味わえるキューブ型の水菓子という特徴を持つ。

「キュベ」の名前は、立方体を意味する「cube」、フランス語で特別を意味する「Cuvée」、ワイン醸造のぶどうの搾汁を意味する「Cuvée」、この3つを元に名付けられた。

夏の手土産やお中元におすすめの「キュベ」


「メロンキュベ」650円(税込)は、1年半の歳月をかけてようやく完成したという作品。製造工程に「加熱」が入ることでメロンの香りや味が消滅し、キュウリ味になってしまったことで長い間お蔵入りになっていたそう。

試行錯誤の結果、赤肉メロンの甘い香りと味わいが口の中に広がるのはもちろん、みずみずしくとろける食感までもを再現し登場した。


「オレンジキュベ」580円(税込)は、1個の「キュベ」にオレンジ約半玉分もの果汁を使用している。

1口食べれば、ほとばしるオレンジの果汁。自家製の白こしあんは何度も丁寧に裏ごしてなめらかにしており、舌に乗せると体温でサッとほどける口当たりに仕上げられている。熱を加えるとオレンジの香りが飛んでしまうので、いかにオレンジの水分を「キュベ」に閉じ込めるかに苦労したという作品だ。


「完熟キウイキュベ」600円(税込)は、まるでやわらかく食べ頃になった完熟キウイフルーツの甘い部分だけを食べているかのような、水菓子とは思えないほどのキウイ感。

グリーンキウイは酸味が強く、寒天と非常に相性が悪いため固まりづらいが、その壁を乗り越えたのも職人としての見せ所。種はあえて取り除かないことで、よりキウイらしさを演出している。


また、同店では「ギフトセット」3,300円(税込)~も販売している。季節によって種類は異なり、ネットショップでも取り寄せ可能だ。

お中元にも最適!この機会に、涼感たっぷりな果実を楽しむ水菓子「キュベ」をチェックしてみては。

■こたろう和
所在地:大阪府大阪市阿倍野区万代1-6-2
定休日:月・火
公式Instagram:https://www.instagram.com/kotaronodoka
ネットショップ:https://kotaronodoka.stores.jp/

(江崎貴子)

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