銀座を中心に国内外66店舗の美容サロン(主に美容室)を展開する「Lond」は、5月18日(土)、サステナブルな素材にこだわった内装の「Lond Loire(ロンド ロワール) 門前仲町」をオープンした。
Londグループについて
Londグループは、「豊かで、幸せな雇用を一人でも増やしていく」というパーパスに準じて店舗数を増やしており、その中でよりサステナブルな店作り、環境に配慮した素材などを模索しながら店舗を出店している。
さらに、Londグループでは環境配慮型店舗であること、利用者にとって居心地の良い環境で施術を受けてもらうこと、働くスタッフのモチベーションに寄与する空間であることの両立を目指している。今回オープンした「Lond Loire 門前仲町」もサステナブルな素材にこだわった内装となっている。
リサイクル素材や廃材を活用
壁面には、リサイクル素材の「SOLIDO」を使用。「SOLIDO」は、火力発電所で発生する石炭灰のほか、コーヒーショップで使用済みのコーヒー豆など多岐にわたる廃棄物を利用し、原料に占める再生材料比率約60%を実現している建材だ。多くの廃棄物から製造されるセメントを含めると、90%以上が再生材料由来となる。
「Lond Loire 門前仲町」では、シャンプー横の壁及び、レセプションカウンター後方の壁にSOLIDOを使用している。
また、シャンプー台の天井に設置しているルーバー(羽板状の部材を平行に複数並べたもの)には、廃材の古材足場板を染色したものを活用。
さらに、レセプションカウンター横の荷物置きのブロックには間伐材の杉、レセプションカウンターには「PANECO」という衣料廃棄物から作られた建材を使用している。
そのほかの店舗の内装にも注目
Londグループでは、その他の店舗でも環境に配慮した素材を使い、サステナブルな内装作りに取り組んでいる。
「Lond omotesando」では、壁面に広くSOLIDOを使用。
レセプションカウンターには、木の上の部分を使用している。裁断で板が真っ直ぐにならないため、廃材になることも多い木の上の部分だが、木肌が感じられるという特徴を活かしたカウンターになっている。
また、「Lond azur 横浜」では、レセプションカウンター下の左官仕上げの際に、本来は産業廃棄物として捨てられるホタテ貝の貝殻を骨材として使用。一般的に、身をむいた後の貝殻は水産加工場や家庭からゴミとして捨てられるが、再生利用資源として活用することもできるという。
さらに、壁には調湿効果や消臭効果など、さまざまな効果がある漆喰を取り入れている。
今回オープンした「Lond Loire 門前仲町」や「Lond omotesando」「Lond azur 横浜」を利用した際は、環境に配慮した内装にも注目だ。
■Lond Loire 門前仲町
住所:東京都江東区牡丹3-12-5 エムズスタイル1F
営業時間:平日10:00~21:00、土日祝10:00~20:00
定休日:月曜日
Lond Loire 門前仲町 Instagram:https://www.instagram.com/lond_loire
Lond 公式HP:https://www.lond.jp
Lond groupサステナビリティ/CSRページ:https://www.lond.jp/recruit/sustainablilty-csr
(ソルトピーチ)