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古着の寄付で国際協力と環境保全!わかちあいプロジェクトが各種古着と寄付金を受付中

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​国際協力NGOわかちあいプロジェクトは、6月3日(月)~17日(月)の期間、着なくなった衣類や布・革製品の寄付と、寄付金を受付中だ。寄付は6月17日(月)必着となっている。

わかちあいプロジェクトの活動

わかちあいプロジェクトは、フェアトレード、難民支援、自立支援の活動を通して、開発途上国の人々を支える国際協力NGO。1993年にソマリア難民救援のために日本で寄付された古着を難民キャンプに送るプロジェクトを実施してから、以来2021年まで29回にわたり古着支援プロジェクトを実施し、タンザニアやタイ、シリア、南スーダンなどで、避難生活中に丈夫で清潔な衣類を手に入れることができない難民の人々へ古着を届ける支援を行ってきた。

近年は古着を受け入れたいという難民キャンプが少なくなっていることや、輸送コストが増していることから、難民キャンプへの古着の送付は中止されていた。

しかし、継続を希望する声がたくさん届いたことから、長年築いてきた支援のネットワークを生かし、新たな形で古着の募集を継続している。

今回の古着のリサイクルは、「SDGs 12 つくる責任つかう責任」「SDGs 13 気候変動に具体的な対策を」に貢献する目的で実施される。

募集内容について

寄付の募集内容は、各種古着と布・皮革製品。

Tシャツ、Yシャツ、トレーナー、ジャージ、ズボン、スカート、スーツ、カーディガン、セーター(ウール可)、コート(ダウン可)、和服などの各種古着は、大人/子ども用、夏物/冬物を問わず募集している。

布・皮革製品は、ベルト、ネクタイ、帽子、ハンカチ、靴下、ぬいぐるみ、バッグなどを募集しており、会社の作業着、ユニフォーム、制服、ジャージなどは1トン以内の募集で大量には受け付けていない。

泥や油、ペンキなどで汚れたものや、ダメージの酷いものは受付不可だ。

送付方法は、きれいに洗濯して畳んだものを、ダンボール箱に入れて送る。資材や配送の手配は行っていないため、手配、送料は各自の負担となる。また、古着ダンボール箱1つにつき、1,000円の寄付が必要となる。寄付金は、郵便振替またはクレジットカードで受け付けている。

古着などの送付先、寄付金の郵便振替の口座記号番号やクレジットカード決済の詳しい情報は、わかちあいプロジェクト公式ホームページの2024年秋古着募集要項で確認を。

古着や寄付金の使い道について

寄付された古着は、横浜の古着リサイクル専門業者のナカノにより丁寧に仕分けされ、再利用またはリサイクルされる。そして、国内や海外で古着として販売されたり、工場で使うウエスに加工され、フェルトや軍手をつくる糸などとして活用される。

寄付金は、2021年度まで実施されていた難民古着支援プロジェクトの流れを受け継ぎ、海外支援費とわかちあいプロジェクトのフェアトレード事業などの活動費に充てられる。

わかちあいプロジェクトの取り組みに注目だ。

2024年秋古着募集要項(わかちあいプロジェクトHP):https://wakachiai.jp/clothes/

(yukari)

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