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静岡県産九条ネギ10トンが廃棄される危機を救う「静岡県ネギ救済キャンペーン」実施中

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農園と人をつなぐ農作物調達AIプラットフォームを開発しているスタートアップ企業「Kukulcan」は、静岡県静岡市に本社を置く「産地のミカタ」とともに、食品ロスの危機に面している10トンの静岡県産九条ネギに支援の手を差し伸べる「ネギ救済プロジェクト」を発足し、6月末までの期間、「静岡県ネギ救済キャンペーン」を実施している。

ネギ嫌いからも好まれる静岡県産九条ネギ


富士山の火山灰土で栽培された静岡県産九条ネギは、ネギ特有の辛味や風味がある一方、エグ味が少なく、ネギ好きはもちろんのこと、「ネギ嫌いでもこのネギは食べれる」といわれることも多いほど美味しく育つ。

加熱するとネギ特有の辛味は飛び、甘みとうま味が残るので、ネギ焼き、ネギと豚肉の炒め物、ネギの卵とじなどで、ネギの甘みとうま味を堪能できる。

さらに、このネギは繊維質が少ないという特徴があるため、ネギヌタなどにしても、食感も良くジメジメした季節にさっぱりとネギの美味しさを味わうことができる。

九条ネギ10トンが廃棄の危機


そんな新鮮で美味しい静岡県産九条ネギが、10トンも農園で収穫できるにもかかわらず、廃棄の危機に面している。6月は冬ネギと夏ネギの切り替わりのタイミングとなっているが、今年は雨が多く、ネギの生育が早かったために、冬のネギが想定よりも多く余る事態となってしまったという。

本来食べられるのに廃棄されてしまう「食品ロス」は、日本においての事業活動で、のべ500万トンが捨てられているといわれている。

静岡県産九条ネギを特別価格で販売

そこで「Kukulcan」と「産地のミカタ」は、地球環境をかえりみて、この素晴らしい九条ネギを無駄にすることなく多くの人々に届けたいと考え、今回、緊急対策として「静岡県ネギ救済キャンペーン」を実施することとなった。キャンペーンでは、5月30日(木)~6月末日の期間、静岡県産九条ネギを特別価格で販売する。

最小発注単位は10kgで、全国への配送が可能だ。

販売は無くなり次第終了。価格については「Kukulcan」HPの問い合わせフォームより問い合わせよう。

農林水産省推奨のプロジェクトに参画

また、「ネギ救済プロジェクト」は農林水産省推奨の「No foodloss project」に参画しており、「ネギ救済プロジェクト」に参加すると、「畑の食品ロス」救済プロジェクトの参加を示すバナー、ステッカーを使用することができる。


この機会に、農家の人々の支援となり、食品ロス削減にもつながる「静岡県ネギ救済キャンペーン」に参加し、静岡県産で育ったこだわりたっぷりの美味しいネギを味わってみては。

Kukulcan HP:https://kukulcan.biz
産地のミカタ HP:https://sanchino-mikata.co.jp

(佐藤ゆり)

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