大分県九重町に本社を置くSummerTimeStudioと、大分県大分市にある、善広学園 IVY大分高度コンピュータ専門学校が、「メタバースBePPU」プロジェクトとして、5月31日(金)、Epic Gamesが提供するオンラインゲーム「フォートナイト(Fortnite)」において、世界一の源泉数を誇る温泉地「別府」を舞台にした島(ステージ)「BePPU BUSTERS(ベップ・バスターズ)」を公開した。
別府の街並みを作る市民参加型プロジェクト
「メタバースBePPU」プロジェクトは、「別府市制100周年」を記念し、現役のゲームクリエイターと学生、市民の人々が、Epic Gamesのゲーム開発アプリケーション「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」を使い、情緒あふれる別府の街並みや温泉地をメタバース(仮想の3D空間)上に作り上げる、市民参加型プロジェクト。
ゲーム開発に興味のある学生や市民の人々は、「BePPU BUSTERS」で再現したい別府の風景や建物、遊びたいゲームコンテンツの企画・開発に参加可能。
現在、別府駅、
別府タワーなど、別府にある様々なランドマークや景勝地が制作されている。別府の街の完成度は30%ほどであり、参加者のアイデア次第で、さらに多彩な街並みや遊び方が実現する。
「BePPU BUSTERS」の島コードは、0457-7193-0702。「フォートナイト」を起動後、検索欄に島コードを入力すると、島(ステージ)が表示され、移動することができる。
開発経験がなくても別府が好きなら参加OK
同プロジェクトは、esports施設「e-XP」BYOGエリアにて、毎週水・木・金・土・日の11:00~19:00に実施されており、参加費は無料で、開発経験の有無や年齢に関係なく、別府が好きな人なら、誰でも参加OK。
開発する日時や内容は、事前にSNSにて告知されるので、興味のある内容の開発のみ参加することもでき、パソコン操作が苦手な人は、筆記用具のみでも参加できる。
また、会場にはSummerTimeStudioのスタッフが常駐し、誰でも「メタバースBePPU」の開発工程を見学することも可能だ。
初心者でも、会場のスタッフが丁寧にサポートしてくれるので、気軽に参加してみよう!
参加者と相談して開発内容を決定
会場の開発設備は、パソコン5台と、プロジェクター1台。パソコンは1台につき、モニター2台、キーボード、マウス、スピーカー完備で、プロジェクターでは、大画面スクリーンで開発画面を閲覧することができる。
開発内容は、街並みの再現度やマップの基本ルールの決定、ストーリー・ミニゲーム・フォトスポットの考案、BGMや効果音の場所設定のほか、2Dデザインの看板デザイン制作、3Dデザインの建物・自然物制作、ギミック(仕掛け)制作・ミニゲーム制作のプログラムなど。これらの事例を参考に、参加者と相談して内容を決定していく。
6月30日(日)に出張体験会開催予定
6月30日(日)に大分市の府内五番街商店街で開催予定の出張体験会でも、「BePPU BUSTERS」を体験することが可能。別府好きな人は、島(ステージ)を充実させるべく、「メタバースBePPU」プロジェクトに参加してみては。
■esports施設「e-XP」BYOGエリア
住所:大分県別府市秋葉町7-24
SummerTimeStudio HP:https://www.summer-time-studio.com
※今回のゲームは独立して制作された「フォートナイト」クリエイティブのコンテンツであり、Epic Gamesによりスポンサー、支援、または運営されるものではない。
※本記事は5月31日(金)現在のものであり、予告なしに内容変更が行われる場合がある。
(佐藤ゆり)