おりづるタワーがプロデュースする、県外初の旗艦店「ひろしま IPPIN」が、JPタワー大阪内のKITTE大阪に7月31日(水)オープンする。
地元・広島への恩返しとして営業する物産館
広島マツダが運営するおりづるタワーは、2016年に開業し、今年で8年目を迎える。開業と同時にオープンしたおりづるタワー 物産館“SOUVENIR SELECT 人と樹”は、これまで地元の業者や企業と連携しながら、観光客や地元民へ向けて今年6月迄で約1,000種類の土産品を取り扱ってきた。
物産館は広島の銘品が集まる場所として成長し、原爆ドームの前身の建物であるかつての「産業奨励館」の役割を引き継ぎ、地元・広島への恩返しの想いを込め事業を継続。
今回、新たな挑戦として、大阪に2号店となる旗艦店をオープンする。
広島の優れた「逸品」をセレクト
「ひろしま IPPIN」には、広島にある特別に優れた「逸品」を揃えているという意味、そしてあなたのための「一品」を見つけ出せる場所、という2つのコンセプトがある。
KITTE大阪にオープンする店舗では、県の特産物を使った食品や日用品から、伝統的工芸品など広島のちょっといいもの・奥深いものまで、こだわりの商品をセレクト。おりづるタワー 物産館“SOUVENIR SELECT 人と樹”の想いを継承しながら、広島の魅力が伝わる銘品を揃え、常に新しい商品を開拓、プロデュース開発しながら、進化を続けていく店となる。
店舗は広島の自然と文化をテーマに、厳島神社公認の鳥居が中央に据えられる。内装の色彩は、おりづるタワーのコンセプトカラーに。赤色は育みの山や活気あふれる街を表し、リバーブルーは川や海をイメージしている。
また、広島を繋ぐ道を表現した白い道は「HIROSHIMA SHINE ROAD」と名付けられ、モダンでシンプルな表現で広島が感じられる空間だという。
KITTE大阪のコンセプトは「つながりのはじまり」。いつの時代も大阪には、あらゆる⼈、モノ、⽂化、想いが集まり、さまざまな出会いや、さまざまな物語を⽣み出してきた。大阪と広島を繋げられるように「ひろしま IPPIN」は、広島の「逸品・一品」を通してその役割を果たしたいと考えている。
広島グルメや酒、オリジナル商品がラインアップ
「ひろしま IPPIN」が広島各地のいいものを探し巡りセレクトした商品は、定番のもみじまんじゅうや牡蠣、レモンの商品やお好み焼きから今まで取り扱いのなかった希少なものまでさまざまだ。
酒は吟醸酒の発祥地である東広島市安芸津町に位置する、創業以来約170年にわたって清酒を醸し続けてきた「柄(つか)酒造」に注目。吟醸酒の父とされる三浦仙三郎の軟水醸造法を受け継ぎ造られた「火入れ 9代目於多福 純米大吟醸」などを仕入れた。また、広島では珍しい濁酒(どぶろく)など、充実したラインアップを実現する。
その他、広島の地元企業と協力して「循環」をテーマにオリジナル商品を制作。現在は、梅酒漬けに使用した梅を再活用してスイーツやジャムを開発中だという。
また、夏には、刈り取られて廃棄されていた宮島の海浜に自生する“ハマゴウ”を、オリジナルのブレンドハーブティーとして再生させて販売。広島県産のクスノキやヒノキの木くずを使った香りの商品なども登場予定だ。
KITTE大阪に新たにオープンする「ひろしま IPPIN」で、広島の魅力を発見しよう!
◼︎「ひろしま IPPIN」KITTE大阪|JPタワー大阪内
住所:大阪府大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪 2階
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休 ※KITTE大阪に準ずる
ショップ詳細ページ:https://jptower-kitte-osaka.jp/shop/1436
(田中彩文)