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「スポーツを通じてジェンダーや子どもの権利について学ぶ体験授業」の実施校募集中

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S.C.P. Japanでは、2023年度よりナイキジャパンからのサポートを受け、「スポーツを通じてジェンダーや子どもの権利について学ぶ体験授業」を実施している。昨年度は、13クラス353名の児童・生徒に授業を届けた。

2024年度も、開催枠を増やし、より多くの学校・子どもたちに授業を届けるため、実施校の募集をスタートしている。

スポーツを通じて共⽣社会の実現を⽬指す


S.C.P. Japanは、「⼀⼈ひとりが⾃分らしく歩んでいける未来をつくる」をビジョンに掲げ、スポーツを通じて共⽣社会の実現を⽬指し、2020年に設⽴された。

①運動プログラム、②研修・啓発活動、③交流プログラムを柱に「あらゆる能⼒」「⼥性」「LGBTQ+」「国際協⼒」「セーフガーディング」の5つのテーマに注⼒し、多様な団体と連携しながらプロジェクトを実施している。

テーマ「あらゆる能⼒」では障がいのある子どもを包摂したインクルーシブなスポーツプログラム・イベントの実施及びファシリテーターの育成などを、「⼥性」では女の子向けのスポーツイベントやジェンダー平等のための研修・講演及び情報発信などを、「LGBTQ+」ではプライドマッチの企画・運営のほかLGBTQ+当事者アスリートを招いた交流会やその他研修や啓発のための情報発信等を、「国際協⼒」ではスポーツを通じたジェンダー平等プロジェクトや外国人アスリートとの交流、その他国際協力関連のプロジェクトサポートなどを、「セーフガーディング」では人権啓発活動、子どもの権利を学ぶ運動プログラムの実施、セーフガーディング研修やコンサルティングなどを行っている。

ジェンダーと子どもの権利についての学びの授業



「スポーツを通じてジェンダーや子どもの権利について学ぶ体験授業」は、子どもたちと一緒に「男らしさ」「女らしさ」といった性別に基づく社会の“当たり前”を見つめ直し、スポーツや運動のシーンなどを題材に「自分らしさ」とは何かを考える「ジェンダー」と「子どもの権利」についての学びの授業だ。内容は、1クラスあたり90分。「お話の時間」では、性の多様性(SOGIE)についても紹介する。


「お話の時間(教室にて45分)」では、性の多様性についての正しい知識をクイズを交えながら紹介。子どもの権利を紹介し、多様な性のあり方との関係についても考えていく。

「実験の時間(体育館にて45分)」では、誰もが楽しめるルールをみんなで考えながら運動ゲームを行う。自分の気持ちや意見を表現したり、友だちの話を聴いたり、自他共に尊重することを体験的に学ぶ。

対象学年は、小学校4・5・6年生。その他の学年やフリースクールなどでの実施も相談可能となっている。費用は無料だ。

申し込みは、体験授業詳細ページより受け付けている。ページ内申込フォームより必要事項を記入のうえ、申し込みを。

体験授業詳細・申込:https://scpjapan.com/blog/archives/3521
S.C.P. Japan:https://scpjapan.com

(江崎貴子)

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