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大人たちと“生きる”を考える。「オトナも困る、100の問い」プロジェクトスタート

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洛陽総合学院 洛陽総合高等学校は、2024年度に創立100周年を迎えるに当たり、“正解のない時代”と称される社会の中で、高校生たちの持つ様々な疑問に大人たちが出逢い、答えを集めるプロジェクト「オトナも困る、100の問い」を開始した。

「オトナも困る、100の問い」プロジェクトについて

「オトナも困る、100の問い」プロジェクトでは、Webサイト/Instagramアカウントを立ち上げ、各業界で活躍するプロフェッショナルや多種多様な世代・属性・働き方の大人たちに、「人間関係のあり方」や「将来の考え方・社会への疑問」など、5つのカテゴリーで、高校生から集めた疑問を「100の問い」として投げかける。

人工知能(AI) が生み出した模範的な答えではなく、紆余曲折を経てきたからこそ行き着いた答えに価値があるという考えに基づき、様々な大人の答えを集める。一般の人からの回答もサイト内で受け付けており、高校生だけでなく大人も多種多様な答えに出逢うことができる。

プロジェクト実施背景

プロジェクトの実施背景を紹介しよう。

「かつて私たちが学生だった頃に抱いた社会の疑問に、大人たちはどのように答えてくれていたのか。振り返ると、多くの人が“その場しのぎの聞こえの良い言葉”や、“建前”を是とすることを暗黙の了解として、回答していたのではないだろうか。大人となった自分たち自身も、日常でふと抱えた疑問に対して明確な答えを持たず、深く考える機会も無いままに生きてきた側面があるのかもしれない」。プロジェクトを企画する中、洛陽総合学院 洛陽総合高等学校はそのような考えが浮かんだのだそう。

これからの学校教育の在り方は、“正解のない時代”と称される多様な社会において、生きる術を学べる場所であるべき。そして、今後の時代を生きる術として、「世の中に対する捉え方」があると考える同校。

世の中をどう捉えたら生きやすくなるのか、様々な経験をしてきた大人たちの答えの中にそのヒントがあるはず。さらに、普段出逢う機会の少ない真剣に生きる大人たちとの出逢いを通じて「社会に自分の問いに答えてくれる大人がいる」という安心感を生徒たちに贈りたいという想いから、同プロジェクトは始まったという。

岸田繁さん&龍崎翔子さんが登場

※冊子イメージ

プロジェクトは、6月に特設サイト・Instagramアカウントを開設。8月末に大人からの「答え」の投稿を募集。そして2025年3月の卒業時に冊子として再編集し、卒業生に贈られる。さらに、2025年4月以降、在校生に対して授業内で冊子を活用する。なお、サイトは「答え」の募集終了後も閲覧できる。

また、プロジェクトに賛同した各業界を代表するプロフェッショナルに、“オトナも困る問い”を 投げかけ、 Instagramを通じて回答する様子を配信してもらう。スタートとして影響力のある人に配信してもらうことにより、プロジェクトの周知を図り、世の中の多くの大人に、高校生からの問いに対して自身ならどう答えるか?を共に考えてもらう機会づくりを行う。


プロフェッショナルは、アーティストで京都市生まれの岸田繁さんと、


水星 代表取締役/ホテルプロデューサーで、東京生まれ京都育ちの龍崎翔子さんだ。

土屋智裕校長の想い


洛陽総合学院 洛陽総合高等学校の校⻑である土屋智裕さんは、1981年生まれで京都府京都市出身。2018年4月に校⻑に就任した。

「オトナも困る、100の問い」について、「創立100周年企画は、従来の当たり前とされるような周年行事の踏襲というよりも、これからの時代に教育機関の存在意義を考えるところからスタートしました。AIが台頭していく中で、人が人として生きるにあたって、何に価値があるのか。不完全であっても情熱を持って泥臭く、一歩一歩、生きることにその価値を見出したい。大人でも迷いや不安を抱えている中で、大人も子供も一緒になり『生き方』を考える機会を作りたく『オトナも困る、100の問い』としてプロジェクトにしました」と話している。

「オトナも困る、100の問い」プロジェクトは、スタートしたばかり。今後の動きにも注目だ。

「オトナも困る、100の問い」特設サイト:https://www.rakuyo.ed.jp/100th
特設Instagram:https://www.instagram.com/100notoi
洛陽総合学院 洛陽総合高等学校 公式HP:https://www.rakuyo.ed.jp

(ソルトピーチ)

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