シーベジタブルは、6月21日(金)に下北沢の街を舞台に開催される、社会的インパクトと経済性の両立を目指すゼブラフェス「ZEBRAHOOD 2024」にて、シーベジタブル初となるキッチンカーを出店し「すし職人の海藻わっぱ弁当」を販売する。
新たな海藻料理を提案
シーベジタブルの海藻は、これまで、世界各国30以上のミシュランの星に輝いたレストランから街場の居酒屋まで幅広く愛用されているが、今までになかった新たな海藻料理を手軽に食べられる場所を今後も増やしてしていくために、「藻場亭」という屋号で海藻料理の提供を2024年5月より開始。
紹介制すし屋「酢飯屋」ですし職人として活躍し、現在は海藻料理研究家として海藻を使った料理を開発する岡田大介氏は、シーベジタブルのパートナーシェフとして2021年に参画し、これまで海藻のレシピ開発や試食会の開催を通して、食材としての海藻の魅力を引き出す活動を伴走してきた。
海藻わっぱ弁当を180食限定で発売
この度開催の「ZEBRAHOOD 2024」にて、パートナーシェフである岡田大介氏が監修した、食物繊維やミネラル、ビタミン、たんぱく質といった栄養価が豊富な海藻弁当「すし職人の海藻わっぱ弁当」を180食限定で販売。
環境変化によりほとんど市場に出回らなくなった、すじ青のり、トサカノリ、ミリン、スーナなど希少な海藻を6種類使用している。
「すし職人の海藻わっぱ弁当」の価格は1,500円(税込)。マルシェ&ショーケース会場にて180食限定で販売する。
マルシェ&ショーケースの入場は無料だが「ZEBRAHOOD 2024」のカンファレンスパートの参加は、別途入場料が必要となる。
屋号に込められた想い
屋号にも入っている藻場(もば)とは、海藻が茂る場所のことで、“海の森”とも言われている。
海の生態系の多様性を育んでいるのは藻場といっても過言ではないが、近年は磯焼けにより海藻が急激に減少しているという。
日本の海域には約1500種類を超える海藻が生息し、そのすべてが毒を持たず、食用になり得るが、世界で最も海藻食文化が進んでいる日本でさえも、食卓に並ぶのは数十種類。シーベジタブルは、様々な海藻を採取して研究し、環境負荷の少ない陸上栽培や海面栽培によって蘇らせており、過去から受け継がれる海藻食文化を守ると同時に、新たな海藻食文化をつくることを目指している。
6種の希少な海藻を使った海藻弁当「すし職人の海藻わっぱ弁当」を、この機会に味わってみては。
■「海藻弁当 藻場亭」出店概要
開催日時:6月21日(金)
住所:11:00〜17:00頃
出店場所:マルシェ&ショーケース会場 下北線路街 空き地
住所:東京都世田谷区北沢2-33-12(付近)
ZEBRAHOOD 2024公式Webサイト:https://www.zebrasand.co.jp/events/20240621-zebrahood2024
(丸本チャ子)