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【山梨県】トレーラー型「パノラマキャビン」を利用した宿泊事業「THE NATURE」スタート!

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モビリティの力で新たな体験価値を創るNomad Trailersが、革新的な宿泊体験を提供する事業「THE NATURE」を7月1日(月)からスタートする。

自然による経済的恩恵を享受できていない日本


日本は、国土の70%近くを森林が占める世界有数の自然国家でありながら、様々な開発規制や地方観光業の縮小などで、どの地方も、その豊かな自然がもたらしてくれるはずの経済的恩恵を享受できていないとのこと。

一方、大資本によるリゾート施設は自然環境を破壊し、都会と変わらない巨大な設備を造ることで成り立っており、自然本来の美しさや癒しの効果とはかけ離れた宿泊体験を作りだしている。

さらには、コロナ禍が沈静化して増え続けている訪日外国人旅行客の多くが、日本の自然や景観を楽しむ旅に憧れているにもかかわらず、日本の地方の多くは依然として訪日外国人の誘致に手をこまねている状況だという。

ウェルネスツーリズムによる地方創生を推進

7月からスタートする「THE NATURE」は、この問題の解決に向けて、地方と連携して魅力的な自然資産を発掘するとともに、建築工事による自然破壊を回避できるトレーラー型の「パノラマキャビン」での宿泊体験を通して、国内外の旅行客に自然とひとつになる非日常体験を味わってもらい、ウェルネスツーリズムによる地方創生を推し進めるもの。


トレーラー型宿泊設備「パノラマキャビン」は、自然こそがリビングルームと捉え、物理的な過剰性を抑えたミニマルな空間となっており、そして、ミニマルだからこそ、多様な自然環境への適応力と、心と意識をクリアにして内省を促す力を備えているとしている。

巨大な2面ガラスが特徴の「パノラマキャビン」

また、自然保全の理想形は建築工事をしないこととし、トレーラーの利点を活かして、自然を破壊せずに自然に寄り添った拠点づくりを行う「THE NATURE」。

パノラマキャビン内部からのパノラマビュー(意匠登録申請中)

巨大な2面ガラスが特徴の「パノラマキャビン」の内部では、美しい自然が視界いっぱいに広がり、まさに大自然に融け込む感覚を味わうことができる。

「パノラマキャビン」の横には、「モバイルテラス(トレーラー型テラス)」を設置して、自然の中に第2のリビングを創出。焚き火台を置けば、人が集まる場として機能し、大切な人との絆を深める豊かな時間が生まれる。

ナンバープレートを備えてモビリティを保つ

他にも、湖畔や山間部など、自然環境に合わせて「モバイルサウナ」や、現在開発中の「モバイルバス(トレーラー型サウナと屋外バス)」を追加で設置することで、非日常感がさらに高まるのもポイント。このモジュラートレーラーシステムによって、“自然保全型のモバイルホテルユニット”が実現するという。


設置後に固定してしまいモビリティを失うトレーラー型キャビンが多い中、同サービスのトレーラーシステムは、ナンバープレートを備えて常にモビリティを保ち、各地の自然と移ろう季節を追いかける機動性を備えている。

同社は、地方事業者や観光業者や自治体と連携して、各地に眠る魅力的な自然資産を発掘して「THE NATURE」を設置し、さらには、地方のリソースを事業運用に活用して、地方創生へと繋げていくとのことだ。

日本の美しい自然の魅力に触れる機会を増やす

「THE NATURE」は、今後、ホテル事業として山梨県北杜市に8月、「THE NATURE 八ヶ岳」をオープン予定。各地に眠る美しい自然を発掘し拠点を作りつづけることで、国内外の旅行客が、日本の美しい自然の魅力に触れる機会を増やしていくとのこと。

他にも、宿泊事業者との連携や、地方リソースの活用、多言語対応と訪日旅行客誘致、オフグリッド宿泊体験も展開していくという。

「パノラマキャビン+モバイルテラス」の展示

山梨県甲府市の老舗アウトドアショップ「ELK」では、6月26日(水)まで、「パノラマキャビン+モバイルテラス」を展示予定。大自然に融け込む革新的な宿泊体験ができる、宿泊事業「THE NATURE」をチェックしてみては。

■ELK
住所:山梨県甲府市徳行4-13-9
営業時間:11:00~20:00(日曜・祝日~19:00)
定休日:毎週火曜日

(佐藤ゆり)

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