ヤマカ水産は、7月1日(月)の「沼津ひものデー」にあわせて、自社の干物を使用した料理を提供するカフェレストランを静岡県沼津市香貫にオープンする。
店内での飲食のほか、干物や静岡県産り商品の購入もできるお店だ。
沼津の干物の魅力発信を目指して開店
静岡県沼津市は日本一の干物生産量を誇る“ひものの街”。しかし近年、魚離れの影響により国内の干物消費量は減少を続け、沼津の干物製造会社も最盛期の5分の1ほどまで少なくなったという。
“沼津の美味しい干物を多くの人に食べてもらいたい”。大正元年から続く干物屋、ヤマカ水産五代目である小松寛さんのそんな思いからスタートした今回の新事業。沼津初のひものカフェレストラン「五代目小松 ひものや」をオープンすることとなった。
自然豊かな港町として観光客も多い沼津。“干物の美味しさ”の発信場所として、多くの人に楽しんでもらえる料理を提供していく。
カフェメニューや干物セットメニューを展開
提供するカフェラテ580円(税込)には、沼津にお店を構えるチャトラコーヒーの焙煎豆を使用。フルーツのような爽やかな酸味のあるカフェラテを、抹茶茶碗に淹れて提供する。
焙煎豆は店内販売も用意している。
自社ブランドの干物を使用したセットメニューは、コース料理の形式で前菜、椀物、焼物など、最後のデザートまで一品ずつ提供。単品での注文も可能だ。
1,800円(税込)のセットメニューは、前菜三種、椀物、ご飯物、甘味物、焼物が楽しめる。焼き物は、あじ・さば・真ほっけ・あじ醤油の中から一種選ぶ。+200円でさば醤油に変更も可能だ。
2,500円(税抜)のセットメニューは、前菜三種、刺身二種盛り、温菜、椀物、ご飯物、甘味物、焼物。焼物はあじ・さば・真ほっけ・金目鯛・さば醤油・あじ醤油の中から一種選べる。
干物や静岡県産商品の店内販売も充実
店内の物販スペースでは、ヤマカ水産代表の「小松」の名前が入った絶品の干物商品を店舗に初リリース。新商品「五代目小松 ひものや」は、創業112年の熟練の技と厳選素材を使用し丁寧に作り上げた極上の商品。あじ、金目鯛、かます、真ほっけ、さばなど豊富に取りそろえている。商品はすべて長期間保存(冷凍)の効く真空袋入りだ。
人気商品は「正子さんの醤油干し」。沼津の漁師の家庭で伝統的に食べられてきた味を再現した。農林水産大臣賞を受賞した天野醤油、砂糖、純米酒のみで味付けした、無添加の体に優しい商品。「正子さんの醤油干し“鯖”」は沼津ブランド認定品だ。
その他、静岡県産のこだわりの商品を多数用意。自宅用にも沼津のお土産としてもおすすめだ。
おいしい食事とともに富士山の景色も楽しもう
店舗は富士山の見える場所に位置し、富士山を眺めながら食事が楽しめる。
外のテラス席は犬と一緒でも利用可能だ。なお、現在テラス席はカフェのみの提供となっている。
抜群のロケーションで沼津の干物が味わえる「五代目小松 ひものや」に足を運んでみては。
■五代目小松 ひものや
住所:静岡県沼津市下香貫汐入2170-3
営業時間:9:00~17:00/ランチ11:00~15:00(L.O.14:00)
定休日:火・水
駐車場:有(8台)
席:店内8席・テラス20席
「ヤマカ水産」公式サイト:https://www.yamaka-suisan.co.jp
(田中彩文)