ランドセル工房生田は、大阪府大阪市生野区の自社工房や代官山蔦屋書店・名古屋みなと蔦屋書店などで開催する、ランドセル型のミニポーチづくりワークショップの予約受付を6月22(土)10:00より、同社ホームページで開始した。
ランドセル工房生田が開催する夏休み限定イベント
同イベントは、ランドセルで使用している牛革で作るランドセル型ミニポーチのワークショップ。
ワークショップのコンセプトは「少し難しいでも楽しい」。小学生の子どもだけでは少し難しい工程もあるが、その分、苦労して出来上がったときの達成感を感じてもらいたい、そして自分の手で形にしていく楽しさを体験してもらえればという思いで企画している。
ランドセル型ミニポーチには、ランドセル製造の際に排出された端革なども使用。同社を通じてモノづくりの楽しさを家族で感じてもらったり、子どもの頃に実際に革に触れたりする体験をしてもらいたいとの思いから始まった取り組みとなっている。
形だけではなく、製作工程もランドセルと同じで、親子でランドセル職人の気分を味わいながら参加できるのもポイント。ワークショップでは、よりモノづくりの楽しさを感じてもらえるように、同社の職人や販売スタッフが説明しながら一緒に進めていく。
ワークショップの概要
イベントの開催日は各店で異なり、ランドセル工房生田が8月11日(日)~18日(日)、25日(日)を除く7月20日(土)~8月31日(土)。代官山蔦屋書店が7月27日(土)・28日(日)・8月24日(土)・25日(日)、名古屋みなと蔦屋書店8月18日(土)・19日(日)となる。
小さな子どもでも、保護者と一緒に参加OKで、参加費はスモールサイズ ランドセル革¥3,300、ラージサイズ ランドセル革¥5,500、ラージサイズ ヌメ革¥8,800(※)。所要時間は45~60分程度を予定している。
同社ランドセルを使用中または購入済みの人から先行予約を6月22(土)10:00より開始、6月29日(土)10:00から同社LINE登録済みの人を対象した二次予約を受付。誰でも申し込み可能な一般予約受付は7月5日(金)18:00からとなる。
既存顧客とのつながりを大切にしたい
ほとんどの場合が一生に1回だけの購入となるランドセル。一方で、ランドセルの作り手とすでにランドセルを購入した利用者とのつながりはあまり重視されていない。
そんな中、同社では、ランドセルを購入してもらって終わりではなく、入学から6年間が本当の付き合いの始まりと考え、既存顧客とのつながりを大切にしている。
そのために今回のイベントも予約の先行受付を行うなど、より既存顧客に参加してもらいやすい環境を整え、同社とのつながりを通じて家族で楽しめる時間を作ってもらえればとの思っている。
ランドセル工房生田について
ランドセル工房生田は1950年の創業以来、一貫してランドセルの製造に従事。
1970年代には三重県松坂市に工場を展開し大量生産に入るも、バブル最盛期に撤退し、創業の地である大阪市生野区で熟練の作り手による本革の「手作りランドセル」のみを作っていく工房へと衣替えした。
本当にいいものを適正価格で提供したいと、それまでの問屋への卸売りのビジネスモデルからの脱却を図り、1997年頃からDMによる通信販売、翌1998年にはショップ展開とあわせて、ホームページを立ち上げてネットでの販売もスタート。
現在は「ランドセル工房生田」のブランドを確立し、自社のランドセルを利用者に直接販売していく製造小売メーカーとして、たくさんの人に「世界に一つだけのオリジナルランドセル」を届けている。
ランドセル工房生田が開催する夏休み限定イベントへ、親子で参加してみては。
■「ランドセルミニポーチ」ワークショップ
開催場所:ランドセル工房生田
住所:大阪府大阪市生野区田島6丁目2-16
開催場所:代官山蔦屋書店
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5
開催場所:名古屋みなと蔦屋書店
住所:愛知県名古屋市港区港明2丁目3-2 ららぽーと名古屋みなとアクルス
ランドセル工房生田公式サイト:https://www.randsel.jp
※スモールはスマートフォンは入りません。ラージは高さ15cmのスマートフォンまで対応。
(丸本チャ子)