鳥取県でアウトドア事業「TOTTORI-CAMPPARK」を展開するスマイルキューブは、湯梨浜町にある宇野公園の駐車場にてRV Park開設をめざす実証実験を開始する。
これに伴い、7月20日(土)~9月15日(日)の期間の週末土日に各回最大6組で、1泊2日のモニター利用者を募集中。公園駐車場内に専用スペースを確保して必要な設備とともに車内泊ユーザーに提供する。
実証実験の目的と概要
実証実験の会場となる宇野公園は、車でのアクセスが便利で日本海の美しい眺めを一望できる好立地。「日本のハワイ」として注目されるハワイ海水浴場に歩いて行ける距離で、買い物ができる「道の駅はわい」も車で10分と利便性も高い。
ここを、市場が急拡大しているキャンピングカー対応の車内泊スポットとして整備活用する計画が進行中。モニター参加者に実際に体験してもらい、利用データ取得と課題抽出をするのが今回の実証実験の目的だ。なお、宇野海岸では一部護岸工事が進められ、現在はキャンプ場の利用は停止している。
モニター参加者は、期間中の土日、7月20日~21日、27日~28日、8月3日~4日、24日~25日、9月7日~8日、14日~15日の1泊2日で募集中。チェックインは13:00~17:00、チェックアウトは9:00~12:00で、延泊はできない。遅れる場合は必ず連絡が必要とのこと。
料金は、モニターとしての体験利用につき無料だが、リサイクル料550円は必要。車中泊のゴミは置いて帰ることができる。
提供区画は、車1台につき幅5m縦10m。設備は、男女別トイレ2、温水シャワー2、電源100V、水道・洗い場、自動販売機(飲料)、ゴミ置き場となっている。参加希望者は、特設ページで詳細を確認し、申し込もう。
スマイルキューブの取り組み
スマイルキューブは、鳥取県の豊かな大自然を、アウトドアでもっと楽しみたいという想いからアウトドア事業「TOTTORI-CAMPPARK」を開始した。
6年目を迎え、運営に関わるグループキャンプ場は現在5カ所に。いずれもキャンピングカー乗り入れが可能で、多彩な自然を楽しめる鳥取県の東西横断ドライブ旅行におすすめなのだそう。
TOTTORI-CAMPPARKのキャンプ場は、広域集客を意識した発信活動により利用者の6割以上が鳥取県外からという特長があり(※)、鳥取県内各地で「アウトドアを通じた地方創生」を実現している。
同社は、鳥取砂丘や大山(だいせん)などの豊かな自然資産をもつ鳥取において、長く美しい海岸線沿いを走るドライブ旅行の楽しさは、もっと広く知られてほしい魅力だと考えている。
そして、1月行われた鳥取県によるサウンディング型市場調査に参加。湯梨浜町にある東郷湖羽合臨海公園のうち鳥取県が直営管理する宇野公園を含む日本海エリアのアウトドア利用活性化をめざし、公募設置管理制度(Park-PFI)により今回の実証実験を受託した。
実証実験に参加し、海沿いの絶景を眺めながら車中泊を楽しんでみては。
■宇野公園RV Park実証実験
住所:鳥取県東伯郡湯梨浜町宇野1962-36
日程:7月20日(土)~9月15日(日)の週末土日
定員:各回最大6組まで
利用時間:1泊2日(延泊不可)
料金:リサイクル料550円のみ
特設ページ:https://tottori-camppark.jp/uno-rvpark/
※2023年度利用者合計数
(Higuchi)