建築設計事務所KINOの新業態として、京町家の軒下でクリエイターとコラボレーションするカフェ「noki noki(ノキノキ)」が、7月7日(日)にプレオープン!7月10日(水)にはグランドオープンする。
KINOが始めるカフェ「noki noki」
KINOは、東京と京都の2拠点で、建築家の木下昌大氏を中心に活動する建築設計事務所。建築設計の日常に欠かせないコーヒー。それを事業として、伝統文化が息づく京都西陣にてこのたび、カフェ「noki noki」を7月よりスタートする。
エイトブランディングデザインの協力のもと、社名ロゴもリニューアル。これまで尖っていたKINOが、角が取れて丸くなり、柔軟かつ積極的に今後も設計活動を行っていくという。
軒下空間を町に開き、町の賑わいに参加
歴史的な町並みを保全するための厳しい景観条例が定められた西陣地区に、建築設計事務所KINOは現代の技術と素材を用いて京町家を新築。京都にKINOの拠点を構えるにあたり「軒下空間を町に開き、町の賑わいに参加していきたい」と考え、浄福寺通に面した正面玄関にカフェ「noki noki」を開業することとなった。
この軒下空間は、アーティストのギャラリー、ポップアップショップ、期間限定レストランなど、さまざまな用途に利用できるように設計されている。
世界的バリスタのコーヒーを提供
プレオープンの7月7日(日)に行われるオープニングイベントでは、スイス発コーヒーショップ「MAME」のバリスタEmi Fukahori氏を招聘し、この日限りのスペシャルなコーヒーを提供。
Emi Fukahori氏は、ワールドブリュワーズカップチャンピオン、スイスバリスタチャンピオンシップなど、多くのタイトルを保持している、まさにコーヒー界のトップランナー。Emi Fukahori氏は、オープニングイベント当日の15:00~17:00に、バリスタとして店頭に立つことになっている。
牛木匡憲氏による作品を展示
プレオープン期間中には、アーティストで、キャラクターデザイナーとして国内外で活躍する、牛木匡憲氏によるネオシルク版画『New young』を店内に展示。「noki noki」オープン記念に描いた新作ドローイングや、オーナー木下昌大氏と束野由佳氏のポートレートも初披露される。
さらに、企業や著名人のプロモーション、CM、イベントなどのオーダーメイドスイーツを手がける、スイーツデザインスタジオ「mapril(メイプリル)」による「noki noki」アイシングクッキーを、7月7日(日)に来店した人にプレゼント!無くなり次第終了となる。
「三寸勾配」を採用したロゴデザイン
「noki noki」のロゴをデザインしたのは、エイトブランディングデザイン。KINOの京町家建築は、京都の景観条例で定められた屋根の角度「三寸勾配」を採用しており、その勾配をロゴに取り入れ、屋根の下でさまざまな活動が広がることを表現している。
店名には「軒下空間を町に開き、町の賑わいに参加していきたい」という思いを込めて「軒(noki)」を使用。KINOを逆から読むと「noki」になることからも着想したという。
グランドオープンにさきがけ、「noki noki」のプレオープンに足を運んでみては。
■noki noki
住所:京都府京都市上京区有馬町192-1
営業時間:10:00~17:00
URL:https://noki-noki.jp
Instagram:https://www.instagram.com/nokinoki.kyoto
KINO:https://www.kinoarchitects.com
(佐藤ゆり)