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【鹿児島県志布志市】「しぶし茶」使用の新商品、九州のセブン‐イレブンで発売。志布志有明町店でイベント

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鹿児島県志布志市で作られたお茶「しぶし茶」を使った緑茶飲料「ニッポンクラフト かなやみどり」390ml・168円(税別)が、九州エリアのセブン‐イレブン店舗で7月9日(火)より順次発売される。

これを記念して、7月10日(水)に、セブン‐イレブン志布志有明町店で発売記念イベントが開催される。

「しぶし茶」の特徴


「しぶし茶」の特徴は、すっきりした味わいからコクのある味わいまで28品種の個性豊かな茶葉を使用していること。茶葉は、消費者の安全を第一に生産されている。

生産量については、お茶の生産量全国第2位の鹿児島県において2番目の生産量。また、抹茶の原料であるてん茶の生産においては鹿児島県内で1番の生産量を誇っている。

志布志市産の“かなやみどり”を使った緑茶飲料


そんな「しぶし茶」を使った「ニッポンクラフト かなやみどり」は、茶葉に志布志市産の“かなやみどり”のみを使い、旨み・あまみ・香りを追求した緑茶飲料だ。

販売場所は、福岡県・熊本県・大分県・佐賀県・宮崎県・長崎県・鹿児島県のセブン‐イレブン。ただし、一部店舗により取り扱いの無い場合がある。

発売記念イベント開催

「ニッポンクラフト かなやみどり」の発売記念イベントが、セブン‐イレブン志布志有明町店にて7月10日(水)14:00より開催される。

内容は、ニッポンクラフトに込めた想いなどを伝える商品紹介、志布志市長ら関係機関からのあいさつ、「ニッポンクラフト かなやみどり」の試飲、「しぶし茶」を紹介するパネル展示だ。

「しぶし茶」と取り巻く状況と今後の課題

近年、消費者の生活習慣が変化したことにより、急須で淹れるお茶の消費が少なくなっている。このため、お茶の価格は低迷しており、茶生産者は減少し、これに伴い耕作放棄地は増加している状況だという。

「しぶし茶」の生産においては、高齢化による生産者の減少はあるものの、伊藤園をはじめとしたドリンクメーカーとの連携により、契約栽培による安定出荷を行うことで、生産面積は減少していないのだそう。しかし、肥料等の農業資材や電気・ガス料金等の高騰により生産コストが上昇し、厳しい状況にあるようだ。

「しぶし茶」は、品質・生産量ともに全国トップレベルのお茶だが、認知度は低く全国的にはほとんど知られていないという。知名度をどのように向上させていくかが、今後の課題となっている。

そんな中、2023年3月30日に志布志市は伊藤園と連携協定を締結し、「しぶし茶」の知名度向上等に取り組んできた。

「しぶし茶」を中心に市を盛り上げる取り組み

志布志市には、「しぶし茶」を中心に色々な事業に絡めて、市を盛り上げていこうと考える市内の有志が集まり組織した「志布志ベン茶―宣言」がある。

2020年10月31日には、市内の各団体とさらに連携を強めて、市をPRしていこうということで「新志布志ベン茶―宣言」を実施。そこには志布志市、志布志市商工会、志布志漁協、JAそお、JAあおぞら、志布志市認定農業者会、志布志市茶業振興会、志布志市観光特産品協会の各団体長が集まり調印した。

現在までに日本茶アワードにてお茶生産農家の出発式や情報発信の後方支援を行ったり、地元の高校生にお茶を使った料理レシピのアイデアを募集し、お茶と志布志の焼酎を使った特産品を開発したりしている。


そんな「志布志ベン茶―宣言」により誕生したのが「茶酎」。志布志市の特産品であるお茶(粉末緑茶)で焼酎を割って飲む飲み方のことだ。

「茶酎」はお湯割り・水割り・ロック・炭酸割りなど幅広く、焼酎の風味と緑茶の風味が混ざり合い、甘味をさらに感じられるそう。また、茶葉の栄養成分であるカテキン・ミネラル・ビタミン・サポニンを摂れるため、体に嬉しいお酒になるという。

「茶酎」は、2017年1月に志布志市観光特産品協会にて商標登録を行った。

「しぶし茶」を使った「ニッポンクラフト かなやみどり」を味わってみては。

■発売記念イベント
日時:7月10日(水)14:00~
場所:セブン‐イレブン志布志有明町店
住所:鹿児島県志布志市有明町野井倉8167-2

(Higuchi)

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