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持続可能性と本気アートを日本橋に!廃棄物からアートを生み出すコンテスト開催

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ACTA+ ART AWARD(アクタプラスアートアワード)実行委員会は、廃棄物という“人や社会から不要とされたもの”を素材として使用することを条件とするアート公募展「ACTA+ ART AWARD 2024」を開催。8月24日(土)までアート作品プランを募集している。

ファイナリストには、東京日本橋で開催される作品展への参加権が提供される。

廃棄物から未来のサステナビリティを生み出す

ACTA+ ART AWARD実行委員会は、あらゆる捨てられるものからアート作品やインテリア素材を生み出す「ACTA+」が、より個人や社会に根ざした形でアート活動を行うために発足。

同実行委員会が主催する「ACTA+ ART AWARD 2024」は、廃棄物から未来のサステナビリティを生み出すアートコンテストだ。

最終審査会の様子(2022)

1次審査を通過したアーティストは、ファイナリストとして東京日本橋で作品の公開制作に参加し、日本橋エリアで開催される最終審査会およびファイナリスト展へ参加できる権利が与えられる。

第4回目となるコンテスト

最終審査会の様子(2023)

「ACTA+ ART AWARD」は、単純なアート公募の枠を越えたムーヴメントとして、現代アートを通して地球と人の暮らしの持続可能性についてオープンに対話することを目的に企画された。

昨年まで「COIL Upcycle Art Contest」として3年間開催し、累計350名を超える全国各地のアーティストからの応募があった。

4回目となる今年、『持続可能性や環境への倫理観において「しなければいけない」という正論が溢れている社会に向けたよりフラットな対話の場の創出』という、さらに明確な目的を持ち再出発する。

同実行委員会と同じメンバーが運営しているアート事業「ACTA+」との連帯も行うことで、アーティストとの協働機会の創出などさらなるインパクトの創出を目指していく。

歴史ある東京の日本橋が舞台


「ACTA+ ART AWARD 2024」では、東京でも特に歴史のあるエリア「日本橋」を舞台に、若手アーティストと共に未来の環境と人の持続可能性についてフラットに対話することのできる場を設けることで、次世代を担う人々が中心となり、新たな文化を生み出すことのできるきっかけをつくろうと試みている。

協賛社である三井不動産は、アートを活かした街の賑わい醸成や価値向上を目指している。

今回の「ACTA+ ART AWARD 2024」への協賛は、かつて東京日本橋に存在した江戸の町が文化や経済の中心として大いに栄えていたと同時に、どんな資源でも再利用する「循環型社会」でもあった歴史的文脈があること、そして2026年竣工予定の、三井不動産グループ保有林を活用した日本最大級の木造賃貸オフィスビルの建設に代表されるような、持続可能な地球環境への貢献を目指す社としての姿勢から「ACTA+」の考えに共感し、今回のコラボレーションが実現したという。

最終審査会の様子(2022)

SDGsの失敗が囁かれる今、同実行委員会では、アート作品による社会に向けた問題提起、既成概念を脱するユニークな思考を評価する同アワードを通して、参加する若年世代の間で社会の未来についての有意義な対話が生まれることを期待しているという。

「ACTA+ ART AWARD 2024」概要

最終審査会の様子(2023)

作品の募集期間は7月1(月)~8月24日(土)だが、郵送で提出する人は8月23日(金)17:00必着。

1次審査結果発表は9月下旬。その後は日本橋エリアで、11月15日(金)〜25日(月)に作品公開制作、11月26日(火)に最終審査会および授賞式、11月26日(火)~12月10日(火)にファイナリスト展というスケジュールになっている。

募集条件は、「応募時点で40歳以下であること(40歳を含む)」「日本橋での作品制作が可能な人」「最終審査会への参加が可能な人(オンライン参加不可)」。


審査員は、東京ミッドタウンマネジメントデザイン&アートディレクターの井上ルミ子氏、


THE CREATIVE FUND, LLP代表パートナー/日本ベンチャーキャピタル協会理事の小池藍氏、


美術家・ファッションデザイナーの西尾美也氏らが務める。

応募の詳細は、「ACTA+ ART AWARD」の公式サイトで確認を。

ACTA+ ART AWARD 公式サイト:https://acta-award.com

(鈴木 京)

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