秋南は、南米ブラジルのサッカー界をテーマにしたマンガ『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー(ANDRÉA THE SUPERKICKER)』を発売した。

同作は、電子書籍で販売中。8月現在、Amazonとコミックシーモアで購入可能だ。Amazonでは日本語版・英語版・ポルトガル語版の3種類、コミックシーモアでは日本語版を販売している。

主人公は、秋南のオリジナルキャラ「アンドレーア」

『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー』は、秋南のオリジナキャラクターであるアンドレーア・シモン・ベルジこと、通称アンドレーアを主人公にしたストーリー。サッカー選手としての彼女の成長を描いた作品だ。

アンドレーアは、日本の横浜で誕生した金髪碧眼の容姿をもつブラジル人少女で、日本語・ポルトガル語のバイリンガルだ。10歳まで東京都町田市に住み、以後はブラジル・サンパウロに帰国。帰国後はサッカー・ブラジル代表の試合観戦で影響を受け、プロサッカー選手を志す。

15歳で初めて17歳以下のU-17女子ブラジル代表に選出。年齢によりプロ未経験ながらスピード、テクニック、そして“鋼鉄”と称されるほどに鍛え抜かれた強力なキックをもつストライカーで、数々の試合で活躍し、後にスーパーキッカーと呼ばれる。

あらすじをチェック

あらすじも見ていこう。同作は、11歳の誕生日を迎えた当時の物話となる。

『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー』本編(日本語版)

『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー』英語版

「私、サッカーやりたい。誕生日にはサッカーボールを買って」。

アンドレーアは、姉のマリアとマリアの親友となった加代(かよ)と共に可愛がられながら、10年間日本で育った。10歳の時に家庭の事情により、加代を残して日本を離れてブラジル・サンパウロに帰国する。

『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー』ポルトガル語版

そして、アンドレーアが11歳の誕生日を迎える頃、サッカー・ブラジル代表のセレソン・ブラジレイラの試合に影響された直後、父親に「サッカーをやりたい」と言い出し、家族を驚かせた。誕生日プレゼントで新しいサッカーボールを手にしたアンドレーアは、一人で熱心に練習を始める。

その本気度を買ったアンドレーアの父親は、彼女のためにサンパウロ中のサッカースクールを探すことに。そして見つけた『トランスアメリカ』というスクールの入学試験を受けることになった。

サッカー選手を目指すアンドレーアと、スカウトによりファッションモデルの道に進むことになった姉のマリア。それぞれの未来に、再び加代と生きる日々は来るのか。

物語の魅力を存分に楽しむために、特設サイトや公式SNSアカウントも開設されているので併せてチェックしてみて。

著者・きたがわともさんについて

同作の著者・きたがわとも(本名：北川知)さんは、1976年東京都生まれで、2000年明治大学文学部史学地理学科卒、2003年明治大学大学院文学研究科地理学専攻(修士課程)修了。

1991年～1995年の4年10ヵ月間、ブラジル連邦共和国サンパウロ州サンパウロ市及びパラナ州クリチバ市に在住。滞在中は日本人学校(中学校)・インターナショナルスクール(高等学校)に通いながらハイパーインフレーション、サッカーブラジル代表4度目のワールドカップ優勝、同国の英雄であるF1レーサー等を現地で経験する。この頃の経験がアンドレーアを産む土台となったという。

アンドレーアのキャラクターデザインは、ブラジル滞在時に初めて行われ、友人の名前を拝借した上で名付けたという。本格的な創作活動は2021年に開始された。

グッズも登場

アンドレーアは、2022年、秋南の事業においてイメージキャラクターとして位置づけ、南米大陸、特にブラジルに対する興味を喚起させる目的で発表された。

「アンドレーア・ザ・スーパーキッカー 公式サイト」のオープン以降、アンドレーア及び関連キャラクターを使用できるライセンシング業務を開始。コンテンツ提供・グッズ販売に加え、公式X及び公式Instagramと連携して展開している。

アンドレーア・グッズの一例として「ビッグショルダーバッグ」があり、「アンドレーア・ザ・スーパーキッカー 公式サイト」から購入できる。

この機会に、『アンドレーア・ザ・スーパーキッカー』をチェックしてみては。

アンドレーア・ザ・スーパーキッカー 公式サイト：https://www.andreasverde.com
公式X：https://x.com/Andrea_S_Verde
公式Instagram：https://www.instagram.com/andreasverde

※『アンドレーア ANDREA』は秋南株式会社の登録商標です。

(ソルトピーチ)