小川珈琲は、同社の家庭用品商品として初となる有機JAS認証、国際フェアトレード認証、バードフレンドリー認証の3つの認証を取得した「小川珈琲店 有機珈琲 グアテマラブレンド」を、9月1日(日)より発売する。
いち早く認証コーヒーを販売
「小川珈琲店 シリーズ」は、家庭用商品として「京都の珈琲職人が創りあげた専門店のコーヒー」をコンセプトに掲げ、1999年に発売開始。
2002年にはシリーズの先駆けとなる「小川珈琲店 有機栽培ブレンド」を発売し、その後「小川珈琲店 有機珈琲シリーズ」を立ち上げ、いち早く認証コーヒーの販売に注力。
現在では、当社の有機レギュラーコーヒーシェア率は市場の約80%(※)を占めるまでに成長した。
トリプル認証のエシカルコーヒー
この度発売の「小川珈琲店 有機珈琲 グアテマラブレンド」は、有機JAS認証、国際フェアトレード認証、バードフレンドリー認証の3つの認証を取得しているグアテマラ、ホンジュラス、エチオピアのコーヒー豆をブレンド。
香ばしい苦味と濃厚な味わいに仕上げ、「小川珈琲店 有機珈琲」シリーズの中でもしっかりとしたコクがある味わいとなっている。
「小川珈琲店 有機珈琲 グアテマラブレンド」は、香ばしい苦味と濃厚な味わいの<粉/豆>各160gタイプと、
大容量パッケージの<ドリップコーヒー 18杯分>180gを用意。
また、「京都 西京極 小川珈琲店 有機珈琲 コレクション ドリップコーヒー 8杯分」にも、グアテマラブレンド2杯分が入っている。
有機JAS認証について
有機コーヒーは、化学的に合成された農薬や肥料にできるだけ頼らず、自然の力を精一杯活かして育てられている。
土壌など環境への負担を軽減する農園で働く生産者にもやさしい農業の方法で、ルールに基づいてきちんと生産されているかどうか、農園や製造工場などで登録認証機関による検査が毎年行われている。
こうして、厳しい基準をクリアした食品だけに有機JASマークの表示が認められており、小川珈琲では2001年に京都工場で有機JAS認証を取得。
美味しいコーヒーを届けるために、有機コーヒーの販売を通して、持続可能なコーヒー栽培の環境づくりにも取り組んでいる。
国際フェアトレード認証について
多くのコーヒー生産国は開発途上国で、コーヒー豆の価格は国際市場で決定されている。このため、生産者は市場の変動に対応しづらく、時にはコストを下回る価格で売ることもあるという。
このような状況を改善するのが、市場価格に左右されず、生産者の生活が成り立つ公正な価格で農産物や製品を輸入・消費する仕組みフェアトレードだ。
小川珈琲は、2003年に国際フェアトレード認証ラベル商品の製造ライセンスを取得し、2004年からフェアトレード認証コーヒーの販売を開始している。
バードフレンドリー認証
伝統的なコーヒー栽培は「シェードグロウン」と呼ばれ、自然林に近い環境で行われており、渡り鳥はその森林を休息場所として利用してきた。
しかし、近年、低コスト化のために森林を切り開く農園が増え、渡り鳥が減少したことから、スミソニアン渡り鳥センターは1999年にバードフレンドリー認証プログラムを創設。
このプログラムは、認証を受けた農園のコーヒー豆をプレミアム価格で買い取り、生産農家を支援しつつ渡り鳥を守ることを目的しており、小川珈琲は、2005年に日本で初めて、この認証コーヒーの販売を開始した。
小川珈琲が届けるトリプル認証のエシカルコーヒーを、味わってみては。
小川珈琲公式サイト:https://www.oc-ogawa.co.jp
(※)全国エリアのスーパーマーケットにおける有機レギュラーコーヒーの販売金額。
調査元:インテージ社SRI+
期間:2023年3月~2024年2月
対象:スーパーマーケット(全国エリア)
(丸本チャ子)