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【大阪府大阪市】不登校児童に仕事体験の場を提供する「はたらくフリースクール」が期間限定で開設!

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HELLOlifeは11月4日(月)からの1ヶ月間、「はたらくフリースクール」をもりのみやキューズモールBASEとあべのキューズモールで期間限定開設する。

同スクールは、東急不動産および東急不動産SCマネジメント(もりのみやキューズモールBASE・あべのキューズモール)の協力、日本財団の助成により開設される。

はたらくフリースクールは、商業施設を舞台にリアルな仕事体験ができる10〜15歳のための期間限定フリースクールであり、不登校傾向にある児童を対象としたキャリア教育プログラムだ。

リアルな現場で「はたらく」体験ができ給料ももらえる


同スクールでは、リアルな現場で「はたらく」体験ができる。もりのみやキューズモールBASE・あべのキューズモール内で実際に体験できる業務をユニークな表現で捉え直した「求人票」を作成。

子供たちの個性や興味、チャレンジしてみたいことなどをもとに体験先を決定し、実際にキューズモールで仕事を体験してもらう。キューズモールで働く多様な人々と出会い、自分と社会のつながりについて考えるきっかけを提供する。


仕事体験の後には、プログラムの全日程に参加した全ての子供たちに特典として、キューズモールより館内で使える3,000円分のギフトカードをプレゼントする。

働くことの意義やお金の価値に対する理解を深めるとともに、自身の挑戦に対して成果を得る経験を通して子供たちの自信を育むとしている。

なお、ギフトカードは一部店舗を除くキューズモールの施設内でのみ利用でき、現金との引き換えは不可。

不登校児童に必要な進路の選択肢を広げる支援

2022年度の全国の国立、公立、私立の小・中学校の約30万人(※1)の児童生徒が不登校だとされている。

また、大阪府内では公立の小・中学校の約2万人(※2)が不登校だとされ、2019年から2022年にかけて大阪府内の不登校児童数は小学校は2倍、中学校は1.5倍(※2)に増加していると報告されている。

近年、子ども・若者の生きる力を育成する観点から、学校での学びと社会との関連性を教え、学習意欲を向上させるとともに、学習習慣を確立させる「キャリア教育」が重要視されている(※3)。

また、文部科学省の不登校支援の方向性としては、社会的自立へ向けて進路の選択肢を広げる支援をすることが重要であることが記載されている(※4)。

はたらくフリースクールプロジェクトでは、「はたらく」体験を通じて、不登校傾向にある子供たちが、多様なロールモデルと出会い、人生に様々な生き方や選択肢があることを知る機会を提供する。

はたらくフリースクールの説明会日程と参加方法

はたらくフリースクールに参加したい人は、説明会に参加できる。

日程は9月19日(木)10:00〜11:30がオンライン、24日(火)13:00〜15:00/16:00〜18:00がもりのみやキューズモールBASEでの現地開催。そして10月9日(水)13:00〜15:00/16:00〜18:00に、あべのキューズモールで現地開催される。

参加申し込みの締切は10月21日(月)18:00。定員に達し次第、応募を締め切る場合がある。そして参加者本人と保護者を対象とした、運営スタッフとの三者面談を実施。

その後、参加に関する知らせを受けた上で、はたらくフリースクールがスタート。20人のクラス制(週1回×4回)で運営し、月〜金曜日までの計5クラスがあり、好きな曜日のクラスに参加できる仕組みだ。

はたらくフリースクールに興味がある人は、まずは説明会に参加してみよう。

■はたらくフリースクール実施概要
開設期間:11月4日(月)~29日(金)13:00〜18:00(土・日を除く)
会場・住所:
もりのみやキューズモールBASE(大阪府大阪市中央区森ノ宮中央2丁目1-70)
あべのキューズモール(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目6-1)
参加費:無料
はたらくフリースクール公式サイト:https://hataraku-freeschool.jp/home

※1 令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要/文部科学省
※2 令和5年度大阪府総合教育会議資料 不登校等の児童生徒に関する今後の取組みについて/大阪府
※3 平成23年1月中央教育審議会「今後の学校におけるキャリア教育・職業教育の在り方について(答申)」/文部科学省
※4 令和元年「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」/文部科学省

(佐藤 ひより)

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