農業コンサルティング等を手掛けるベジロジは、愛知県田原市の若手農家と共に、国産アボカド栽培の情報発信拠点設置のために、9月17日(月)~11月9日(土)の期間、オーナーシップ型クラウドファンディングを実施している。
田原市の若手農家がアボカド栽培に挑戦
愛知県田原市は、日本有数の農業産地であり、農業産出額は全国2位を誇るという。しかし、農家の高齢化や後継者不足が深刻な課題となっている。
そんな田原市の若手農家が中心となり、5年前からアボカド栽培の挑戦を始めた。
空きハウスの活用や、他の農作物への栽培に悪影響を与えないなどのメリットを持つアボカドだが、日本での栽培方法は確立されておらず、未だ1本あたりの収穫量は海外に大きく劣るという。
そこで、若手農家が中心となり、日本で初めて国産アボカドの安定的な生産方法を確立できれば、農家減少の地域において、持続的な農業モデルの一つとなると考えた。
そして、今回さらなる生産拡大に向けて、地方創成に関心が高い人々や無類のアボカド好きの人々の協力の元、一緒にアボカド栽培を行うべく、アボカドの木のオーナーシップ型クラウドファンディングを開始した。
国内最大級の「アボカドLabo」オープンを目指して
ベジロジと田原市の若手農家は、今回のクラウドファンディングを通じて、アボカド農園一体型複合施設「アボカドLabo」の設立を目指している。
「アボカドLabo」は、アボカド栽培の実証施設としてだけでなく、アボカドファン向けのイベントスペース、ハウス見学等も実施可能な農業ハウスだ。
国内のアボカド栽培、また国産アボカドのコミュニティ形成の中心地として、「アボカドLabo」から情報発信を行っていくという。
クラウドファンディングのリターンについて
アボカド農園一体型複合施設「アボカドLabo」をオープンするにあたり、アボカド栽培の設備費用や管理費用を加味し、50万円を目標に、クラウドファンディングを開始。
クラウドファンディングでは、個人・法人等の事業者向けに、6種のリターンを用意。オーナー権付のプレミアムプランでは、国産アボカドの定期送付に加え、豪華試食会が付いている。
田原市の農家の課題解決に取り組む若手農家の挑戦を、応援してみては。
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp
プロジェクト名:【愛知県田原市】農業産出額2位の町から国産アボカドの魅力を伝えたい!
(yukari)