熊本県阿蘇の草原を守る「阿蘇草原再生プロジェクト」は、大丸福岡天神店にて、10月9日(水)~15日(火)に、期間限定ポップアップイベント「[くまもとモン×福岡天神]@大丸福岡天神店 未来へつなぐ熊本の宝【地域力発見旅】」を開催する。
阿蘇草原再生プロジェクトがポップアップイベント開催
阿蘇グリーンストックと熊本県および環境省で取り組んでいる、熊本県阿蘇地域の「千年の草原」を守り、次世代に繋いでいく活動「阿蘇草原再生プロジェクト」。
この度、同プロジェクトの一環として、「食のみやこ熊本県」が誇る食材をつかったグルメや球磨焼酎、工芸品など熊本の魅力を一堂に集めた大丸福岡天神店でのイベント「くまもとモン×福岡天神ジャック」ブースにおいて、キービジュアルを使用したグッズを初お披露目・販売する期間限定のポップアップイベントを開催することとなった。
売上の一部が草原保全につながる商品を販売
「阿蘇草原再生プロジェクト」のキービジュアルを制作したのは、日本を代表する音楽フェス「FUJI ROCK FESTIVAL」で2017年からアートディレクションを手掛けるデザイナー渡辺明日香氏。
このプロジェクトのキービジュアルを使用した企業コラボ・商品開発の第一弾として、「阿蘇 草原の四季をまとった米粉マフィン」を大丸福岡天神店にて先行発売する。
今回、4種のオリジナルマフィンを開発したのは、「Kosugi Resort」のBakery&Cafe。しっとりとおいしい「阿蘇 草原の四季をまとった米粉マフィン」を制作し、同プロジェクト限定のパッケージでの販売が実現した。「阿蘇の草原保全に役立ててほしい」との思いが込められている。
野焼きの真っ赤な炎、燃えたあとの漆黒の大地、緑が萌え広がる美しい草原、秋の黄金色のススキ。阿蘇の草原の四季の移り変わりを表現した4色のカラーを、草原の恵みの恩恵を受けて育った熊本阿蘇を中心とした食材を使用して表現している。
「阿蘇 草原の四季をまとった米粉マフィン」は「赤」「黒」「緑」「茶」の4個入で1620円(税込)。1日50セット限定となっている。
今後はイベントでの販売だけでなく、「Kosugi Resort」店頭での販売、またふるさと納税での販売も準備中だという。
また、キービジュアルを使用したTシャツなどのオリジナルグッズや、プロジェクトに賛同した地元企業の阿蘇の恵みを使用したプロダクトも、期間限定・数量限定にて販売。
いずれも売上の一部が阿蘇の草原保全のために寄付される仕組みとなっている。
さらに、期間中は、阿蘇の草原がどのように1000年もの間守られてきたのか、また草原が与えてくれる価値や魅力、ボランティア活動の紹介など阿蘇の草原に関する情報を発信する展示も同時開催する。
阿蘇草原再生プロジェクトについて
その美しい姿で私たちを魅了する阿蘇の草原は、約1万3千年前、縄文時代から存在しているといわれている。
本来、日本の気候では、自然の力だけで草原が維持されることはない。自然に関わり、恵みを受けながら、日本人はこれまで暮らしてきた。つまり、人と自然が共に育んできた場所が阿蘇の草原だ。
しかし、農業形態や生活様式の変化に伴い、草原と人の暮らしは遠いものになり、その結果、阿蘇の草原は徐々に減少。いずれ消滅の危機を迎えるともいわれている。
その草原を守るために立ち上がったのが「阿蘇草原再生プロジェクト」だ。阿蘇の草原を守る取り組みとして、保全活動に関する寄付額の増加や野焼き支援ボランティアの増加を目指し、草原の新たな価値創造や効果的な情報発信などのプロモーション事業を行っている。
商品の購入が阿蘇の草原保全のために役立てられ、誰でも「草原保全」に気軽に参加できて学べる「[くまもとモン×福岡天神]@大丸福岡天神店 未来へつなぐ熊本の宝【地域力発見旅】」を、チェックしてみては。
■[くまもとモン×福岡天神]@大丸福岡天神店 未来へつなぐ熊本の宝【地域力発見旅】
期間:10月9日(水)〜15日(火)10:00〜20:00
場所:大丸福岡天神店 本館地下2階 七隈玄関前 イベントスペース
住所:福岡県福岡市中央区天神1-4-1
くまもとモン×福岡天神ジャック特設サイト:https://kumamotomon.com/2024/fukuoka
阿蘇草原再生プロジェクト公式サイト:https://www.asogreenstock.com/sougensaisei
※商品画像は開発中のもので実際の商品とは異なる場合がある。
(丸本チャ子)