エンターテイメントアクアリウムの企画・プロデュースを行うUWS ENTERTAINMENTは、11月22日(金)~2025年8月31日(日)の期間、イオンモール岡崎に「岡崎金魚ミュージアム〜龍と金魚のものがたり」をオープンする。
「アート×金魚」をコンセプトにした、金魚と龍が舞う異空間アクアリウムで、「金魚ミュージアム」としては東海地方初の出展だ。
アートと伝統が織りなす異空間アクアリウム
家や学校で手軽に飼えるペットとしてなじみ深い金魚。ひらひらと尾びれを揺らしながら水中を泳ぐ姿に癒されているという人も多いのではないだろうか。
今でこそ身近な金魚だが、実はかつては、一部の裕福な商人や貴族が飼う高級魚だった。それが、江戸時代中期に養殖がおこなわれるようになると安価になり、庶民の間でも金魚ブームが起こったという。その人気ぶりは、歌川国芳をはじめとした多くの絵師たちによる錦絵のなかに金魚が描かれていることからもうかがえる。
それから数百年を経た現在でも、ペットや夏の風物詩として日本人に愛され続けてきた金魚。この日本人の心に刺さってやまない金魚によるミュージアムこと「金魚ミュージアム」が、イオンモール岡崎に誕生する。
今回オープンするのは、「岡崎金魚ミュージアム〜龍と金魚のものがたり」。東京、横浜、奈良、香川にて210万人を魅了したアクアリウムプロデューサー「GAKYO MIYAZAWA」率いるデザイナーチームが、「アート×金魚」をコンセプトに伝統と現代アートを融合させる。
デジタル金魚すくいやフォトスポットも
所せましと金魚が泳ぐ「岡崎金魚ミュージアム〜龍と金魚のものがたり」には、多彩な趣きのある6つのゾーンが用意される。
「無限金魚」は、かわいらしい金魚提灯が天井から吊り下げられた回遊空間ゾーン。温かみのあるオレンジの灯りのなかを歩きながら金魚提灯を楽しむことができる。
「電気金魚」では、プロジェクションマッピングを応用したデジタル金魚すくいとおみくじを組み合わせた体験が可能。すくった金魚で運勢占いもできる、大人も子供も楽しめそうなゾーンだ。
「殿姫金魚」は記念撮影を楽しめるフォトスポット。力強い武士の様子を描いた武者絵と、愛らしい桜色の花束のなかを優雅に泳ぐ金魚と写真が撮れるとあって、人気スポットとのこと。
また「輝夜金魚」では、金魚をかぐや姫に見立てた演出でネオジャパネスクに仕立て上げた空間を堪能できる。
愛知県の歴史・文化をモチーフにしたゾーンを用意
さらに同ミュージアム内には、愛知県の歴史や文化的背景を反映したゾーンとして「岡崎金魚」と「龍神金魚」も設置。
徳川家康公が生まれた神君出生の城として、龍にまつわる伝説も多いことから別名龍ヶ城とも呼ばれている岡崎城。2006年には「日本100名城」に選定され、岡崎市のシンボルとしても名高いこの岡崎城をテーマに創られたのが「岡崎金魚」。
日本の三大金魚産地でもある愛知県産の金魚による金魚コレクション水槽が、岡崎城を背景に宙を舞う演出とともに並ぶゾーンとなっている。
そして、前述した龍にまつわる伝説のひとつ「昇龍伝説」といえば、家康公が誕生の折に、岡崎城の上に黒雲が渦巻き黄金の龍が現れたと伝えられているもの。この伝説をモチーフにしたのが「龍神金魚」だ。
ここでは、花と金魚、昇龍伝説を連想させる幻想的な空間が広がる。戦国乱世と華やかな文化の交差によって彩られ、ここでしか体感できない五感を刺激する空間であることが特徴だ。
全国で展開し、多くの人を魅了してきた「金魚ミュージアム」。華やかで魅惑的な空間に地元、岡崎市の歴史的背景を組み込んだ「岡崎金魚ミュージアム〜龍と金魚のものがたり」を訪れ、いまいちど地元の歴史や魅力に思いをはせてみては。
※本文中の写真は展示のイメージ
■岡崎金魚ミュージアム概要
開催期間:11月22日(金)~2025年8月31日(日)
開館時間:10:00~19:00(最終入場は閉館時間の30分前)
料金:大人 1,200円/小学生 600円/幼児(4歳~小学生未満) 300円/3歳以下 無料
場所:イオンモール岡崎 1F
住所:愛知県岡崎市戸崎町外山38-5
※障がい者割引 : 各種手帳(身体障害者手帳/精神障害者保健福祉手帳/療育手帳)提示者と同伴者1人に限り、入場料が通常の半額となる。
UWS ENTERTAINMENT:https://uws.jp
(Kanako Aida)