12月5日(木)・6日(金)・7日(土)に開催されるエコツーリズムワーケーション企画「伊豆まるごとオフィス 下田編」で、GOOD PLACEが展開するカーシェアリングサービスのワーケーションカー「mobica(モビカ)」が活用される。現在「伊豆まるごとオフィス 下田編」の参加者を募集中だ。
移動しながら車内外で快適に働ける「mobica」
近年、働き方も時間の使い方も大きく変化し、“出社して働く、時間主義”という従来型の働き方から、“自由に働く、成果主義”の多様な働き方を選択することが可能になりつつある。テレワークが普及してからは、働く場所の選択肢も拡がっている。
働き方の柔軟性が求められる世の中で、従来のオフィスビルなどの「不動産」の中での働き方だけでなく、モビリティをオフィス化した「可動産」(※)を利用することで、場所にとらわれず、移動しながら自由に働くワークスタイルがあっても良いのではないかという考えから生まれたのが「mobica」だ。
「mobica」は、車内にはコンセントやUSB電源が搭載されたポータブル電源を積載しているほか、Wi-Fiも完備。シートを倒してフルフラットにすれば、ベッドスペースが出現する。
車両はTOYOTAのハイエースとHondaのN-VANをワークスペースに架装した2種類展開で、利用人数に応じて選択できる。
「伊豆まるごとオフィス 下田編」について
「伊豆まるごとオフィス 下田編」は、地域密着プロジェクトのコーディネートを手掛けるmicro developmentとGOOD PLACEが連携したワーケーション企画で、7月に開催された「伊豆まるごとオフィス」の第二弾。
下田市の街中に点在するワークスペースを、「伊豆navi」を利用して気分や用途にマッチするスペースを探し、「mobica」を活用しながら下田市を拠点に2泊3日にわたって周遊する。
「伊豆navi」とは、伊豆の観光施設や飲食店、ワーケーション・ビジネス関連情報等のほか、交通チケットや移動手段、目的地近くのバス停情報等を知ることができる伊豆旅のデジタルサービスだ。
「mobica」は参加者同士の乗り合いでの利用で、希望時間を事前にヒアリングした上でグループ分けされ、「mobica」を利用しない時間帯は、各自で自由に過ごすことができる。
下田市でのワーケーションの魅力
下田市は、国内最高水準の水質や白砂の海水浴場、ユネスコ世界ジオパークに認定された竜宮窟や恵比須島、爪木崎俵磯など、豊かな自然が魅力の地域だ。
その一方で、観光客の増加による環境破壊や地域住民の生活への影響といった課題も懸念されており、「エコツーリズム」を通して、自然環境や地域の歴史・文化の魅力を体験しながら、その保全や持続可能な発展を目指す取り組みを行っている。
「伊豆まるごとオフィス 下田編」は、下田市の雄大な自然の中でのエコ体験を通じて「エコツーリズム」を学び体感する、“エコツーリズムワーケーション”をテーマにした企画だ。
「mobica」を活用することで、豊かな自然を五感で感じながらのワークはもちろん、下田市の関係人口創出に寄与するだけでなく、観光面における経済的効果も期待されている。
「伊豆まるごとオフィス 下田編」概要
「伊豆まるごとオフィス 下田編」の参加募集の締切は11月10日(日)23:59、発表通知は11月13日(水)12:00の予定。募集人数は15名で、応募者多数の場合は選考制となる。応募は、申込フォームにて受付中だ。
参加条件は、下田市を拠点に指定日時の2泊3日のワーケーションに参加することで、観光目的での参加は不可。また、モニター終了後2週間以内にアンケートに回答すること、自身のSNSでワーケーションの様子を発信すること、となっている。なお、参加の様子を撮影した画像や動画、アンケート、SNS投稿などは、広報・PRを目的にHP等に活用される場合がある。
現地までの往復は、公共交通機関の利用が推奨されている。現地までの交通費、宿泊費・施設利用料、懇親会費を除く飲食費、「mobica」「レンタサイクル」を除く移動費、レジャー費は各自で準備しよう。
参加特典として謝礼1万円、モニター特典として「mobica」、レンタサイクル、懇親会、外来植物ランタナの除去と在来種ハマユウの播種を行うエコ体験の費用が用意されている。またエコ体験の特典として、地域店舗の割引利用券がもらえる。
注意事項などの詳しい情報は、申込フォームで確認を。
下田市で、新しいワークスタイルを体験してみては。
申込フォーム:https://shimoda-mobica-workcation-202412.peatix.com
※:土地及び土地に定着したものが「不動産」と表現することに対し、移動できるものを「可動産」としている
(yukari)