仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会は、仙台・宮城の観光をより一層盛り上げるためのシンボルとなる新しい観光キャッチコピーを募集している。応募期間は、10月30日(水)~11月29日(金)17時。
観光を活かした地域振興を推進
仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会は、宮城県および仙台市をはじめとする市町村と、観光に関わる民間団体・民間事業者が連携して、宮城県の豊富で多様な観光資源を全国に向けてPRし、多くの観光客の誘致を実現するとともに、観光を活かした地域振興を推進することを目的に活動している。
現在は、宮城県内の観光関連事業者と連携して「2024年 秋・冬観光キャンペーン」を開催しており、「しみる、わたる、みやぎ。」をテーマに、歴史・文化、酒、体験・アクティビティ、自然・絶景のカテゴリー別に県内の観光資源を集約・発信し、特別企画などを多数実施している。
県民が観光を盛り上げていくためのシンボルに
そして今回、宮城県民が一丸となって観光を盛り上げていくためのシンボルとするために、「県民とともに」をコンセプトに新しい観光キャッチコピーを募集。次代を担う若い世代にも宮城県の観光に関心を持ってもらうため、県内の小学校以上の教育機関全919校と連携して各校にポスターも掲出する。
新しいキャッチコピーとなる最優秀賞は、県民投票により選出。仙台・宮城の魅力を全国へ発信するシンボルとして、観光ポスター・パンフレット・のぼり旗など、官民問わず様々なツールで幅広く活用していく。
応募詳細・キャッチコピー決定の流れ
募集する仙台・宮城新観光キャッチコピーは、20文字程度以内。応募には、年齢やプロ・アマ、経験・受賞歴などの制限はないが、18歳未満の人が応募する場合は保護者の同意が必要だ。一人何点でも応募できる。応募は、協議会ホームページ内の応募フォームにて受け付けている。詳細は、「仙台・宮城新観光キャッチコピー募集要項」で確認を。
審査は、12月中旬~下旬頃に1次審査を行い、仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会会員や外部有識者などにより、2次審査に進む作品5案を選出。県民投票は、令和7年1月上旬~2月上旬頃に実施。県民によるインターネット上からの投票などによりキャッチコピーを決定する。
キャッチコピー決定後には、県内の高校・大学・専門学校の生徒やデザイン事務所などが参加するプロジェクトチームを結成してロゴの制作を行う。新しいキャッチコピーおよびロゴマークは、令和7年5月の仙台・宮城観光キャンペーン推進協議会総会で発表される予定となっている。
豪華景品を用意
「最優秀賞」に選ばれた1名は、仙台・宮城の魅力にたっぷりと浸ることができる「選べるみやぎ体験」(15万円相当)をA~Cから1つ選ぶことができる。A「阿武隈急行満喫体験」は、運転体験やオリジナルヘッドマーク制作などの同企画限定コンテンツを提供する。B「宮城県内のわがまま旅を叶える権」は、受賞者の希望を聞いてオーダーメイド型の旅行パッケージを提供する。C「伊達武将隊&むすび丸と仙台街歩き」は、奥州・仙台おもてなし集団の伊達武将隊メンバーによる専属案内付きで、仙台・宮城観光PRキャラクターのむすび丸とともに仙台市観光を楽しめる。
「優秀賞」4名には、アイリスオーヤマ製の炊飯器とみやぎ米「だて正夢」(10kg)のセットが贈られる。
「エントリー賞」は、応募した人の中から抽選で30名に日専連ギフトカード5,000円分をプレゼントする。
現行のキャッチコピーは「笑顔咲くたび 伊達な旅」
現行のキャッチコピー「笑顔咲くたび 伊達な旅」は、平成25年に仙台・宮城の集中的な宣伝を全国で実施展開した大型観光キャンペーン「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に向けて平成23年から使用されており、東日本大震災の被害を受けた宮城県に対して世界中、日本国中の人から受けた支援に対して笑顔のおもてなしをしたいという思いで作られた。震災からの復興に取り組む県民に勇気を与え、宮城が誇る地域資源を活用した観光産業の振興に大きく寄与してきた。
この機会に、仙台・宮城の魅力を全国へ発信するシンボルとなるような観光キャッチコピーを考えて、応募してみては。
仙台・宮城新観光キャッチコピー募集要項: https://www.sendaimiyagicp.jp/information/information-10921
2024年 秋・冬観光キャンペーン 特設ページ:https://miyagi-aw2024.com
(山本えり)