島根県観光連盟は、ご縁の聖地・出雲路(いずもじ)として知られる島根県東部の松江市・出雲市・安来市エリアにて「いいご縁の日プロジェクト」を“いいご縁(115)”にちなんで11月5日(火)より始動した。
このプロジェクトでは、出雲路ならではのスポットや名物をモチーフにした絵馬とおみくじが一緒に楽しめる「えまみくじ」や、島根県産品のカタログギフトが当たるプレゼントキャンペーンなどを実施する。
ご縁を身近に感じ、より良い毎日へつなげられるように
これまで島根県観光連盟は「ご縁とは 毎日がより良くなる、つながり。」というコンセプトのもと出雲路において、ご縁をテーマとした広域観光の取組み「&ご縁の聖地」を実施してきた。
出雲路では旧暦10月のことを「神在月(かみありづき)」と呼び、全国から八百万の神々が集まり縁結びの会議が行われると言い伝えられている。また、11月5日は“いいご縁”の語呂合わせから「縁結びの日」として定められている。
この縁結びとは男女の仲を結ぶことだけではなく、人が幸福な人生を送るために必要な全ての物事を「つなぎ、結ぶこと」を意味するという。
いつもよりご縁を感じられるこの期間に、ご縁を身近に感じてより良い毎日へつなげてほしい…そんな思いから、島根県観光連盟は今回「いいご縁の日プロジェクト」を企画した。
出雲路モチーフの絵馬×おみくじの「えまみくじ」
「いいご縁の日プロジェクト」の内容を一部紹介しよう。
まずは、絵馬とおみくじがセットになった「えまみくじ」。
10種類の絵馬には「過去」「現在」「未来」につながる意味が込められており、それぞれの絵馬とのご縁を感じることができる。出雲路の観光施設など17箇所で引くことが可能だ。
なお、絵馬は2月3日(節分)に、神在月で出雲地方に集まった神々が最後に立ち寄る神社「万九千神社」に奉納し、お焚きあげを行う。
「えまみくじ」をweb上で少しだけ体験できる「ちょっこしえまみくじ」も用意。どの絵馬とご縁があるかを占えるほか、県外ではあまり知られていない出雲路の独特な風習やスポットなどを「出雲路ちょっこし小話」として紹介している。ちなみに、ちょっこしとは出雲弁で「すこしばかり」という意味だ。
また「&ご縁の聖地」公式Xアカウントをフォローして「ちょっこしえまみくじ」の結果をXでポストすると、抽選で20名に島根県産品カタログギフトをプレゼントするキャンペーンも実施中。応募期間は11月5日(火)~12月5日(木)24時だ。
良縁を呼ぶ「ご縁スイーツ」のSNS投稿キャンペーン
出雲路を旅する人に、スイーツを食べてさらなる良縁が訪れるようにという想いから生まれた「ご縁スイーツ」。地元の素材を活かしたもの、伝統文化を受け継ぐもの、インスタ映えするものとバリエーションが豊かで、出雲路でしか味わえないスイーツばかりだ。
10月8日(火)には、安来市のカフェ・SHERIE CAFÉの「幸せを運ぶご縁パフェ」が第1回ご縁スイーツグランプリで受賞するといった盛り上がりを見せている。
「いいご縁の日プロジェクト」では、そんな「ご縁スイーツ」をさらに盛り上げ、出雲路を訪れる人にご縁を感じてもらうことを目的とした「ご縁スイーツキャンペーン」を実施。
「&ご縁の聖地」Instagramアカウントをフォローし、「ご縁スイーツ」の写真を“#ご縁スイーツ”のハッシュタグとともに投稿した人の中から抽選で10名に、スイーツ提供店舗で利用できる5000円分の商品券をプレゼントする。こちらも応募期間は11月5日(火)~12月5日(木)24時だ。
ご縁の聖地を旅して、自分だけの“つながり”を感じてみては。
「いいご縁の日プロジェクト」詳細:https://www.kankou-shimane.com/and_goen/topics/464
「&ご縁の聖地」特設サイト:https://www.kankou-shimane.com/and_goen
(Haruka Isobe)