昭和の記録「渋谷アーカイブ写真展2024」が、11月16日(土)~24日(日)の期間、渋谷ヒカリエ 8/COURTで開催される。
会期中の11月19日(火)には、クリエイターの箭内道彦さんと千原徹也さんを招いて、一夜限りのトークセッションを開催。また、後援する渋谷区と連携して、展示写真にまつわるコンテンツを紹介するコーナーなどを設けることも決定したという。
箭内道彦さんプロフィール
箭内道彦さんは、東京藝術大学美術学部デザイン科卒業後、博報堂を経て2003年に独立し、風とロックを設立、現在に至る。タワーレコード「NO MUSIC, NO LIFE.」、リクルート「ゼクシィ」など話題の広告を数多く手掛ける。若者から絶大な人気を得るフリーペーパー「月刊 風とロック」(定価0円)発行人・編集長、東京藝術大学 学長特命・美術学部デザイン科教授。2011年大晦日の紅白歌合戦に出場したロックバンド「猪苗代湖ズ」のギタリストでもある。
タワーレコードをはじめ、PARCOの広告など、渋谷のアイコンとなるさまざまな広告を手掛けてきたほか、コミュニティラジオ「渋谷のラジオ」の名誉局長を務めるなど、渋谷と縁がある。
千原徹也さんプロフィール
千原徹也さんは、れもんらいふ代表/アートディレクター。2011年に、デザイン会社れもんらいふを設立した。広告(H&M、日清カップヌードル×ラフォーレ原宿他)、ブランディング(ウンナナクール他)、CDジャケット(桑田佳祐「がらくた」、吉澤嘉代子他)、ドラマ制作、MV、CM制作など、さまざまなジャンルのデザインを手掛ける。2024年には、東急プラザ原宿「ハラカド」に事務所を移転させ、オープンな場所でのコミュニティ、ショップ、スクールなどが融合した新しい形のデザイン会社に取り組み、原宿の新たなカルチャーを盛り上げている。
初監督を務めた2023年7月公開の映画「アイスクリームフィーバー」には、渋谷川や恵比寿など、渋谷近辺のさまざまなスポットが登場した。
2人のクリエイターが見てきた渋谷
今回のトークショーでは、そんな渋谷に縁のあるクリエイター2名に、「渋谷アーカイブ写真展2024」を主催するCommons Archive Collectiveのメンバーを交じえ、渋谷を深掘っていく。
開催日時は、11月19日(火)20:00〜21:00。当日は、「渋谷アーカイブ写真展2024」の展示時間終了後に、同会場のレイアウトを変更してトークイベント会場とし、会場準備が完了次第、受付開始となる。定員は30名。Peatixにて申込を受付中だ。
進行は、大西陽介さん(道玄坂商店街振興組合理事/Commons Archive Collective)が務める。
渋谷区と連携したコンテンツも展示
また、「渋谷アーカイブ写真展2024」では、渋谷の過去、現在、未来に触れられる、渋谷区と連携したコンテンツも一部展示。
渋谷区デジタルアーカイブサイト「SHIBUYA CITY RECORD」から、展示写真と同年代の渋谷区広報紙も展示し、当時発行された広報紙からも臨場感ある情報を伝える。
一方で、現在大規模な再開発が進む渋谷駅周辺についての将来像を紐解くブックレットも数量限定で配布。会場の渋谷ヒカリエ8階から見渡せる工事現場がどうなっていくのかなどが紹介されている。
「渋谷アーカイブ写真展2024」開催中は、会場にてオリジナルグッズも販売。現在、コモンズ・アーカイブ・コレクティブのショップにて販売されている前回展の記録冊子「道玄坂の商店主が見た渋谷 1962-1983 アーカイブカタログ」をはじめ、その他オリジナルグッズを販売予定だ。
写真展やトークセッションを通じて、過去、現在、未来から渋谷を楽しんでみては。
■渋谷アーカイブ写真展2024
日 時:11月16日(土)~24日(日)11:00~20:00 ※19日(火)19:30、最終日18:00まで
会 場:渋谷ヒカリエ 8/COURT
住 所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
入場料:無料
詳 細:https://spae2024.studio.site
■渋谷アーカイブ写真展2024 トークセッション
日 時:11月19日(火)20:00~21:00
会 場:渋谷ヒカリエ 8/COURT
住 所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階
申 込:https://spae2024event1119.peatix.com
コモンズ・アーカイブ・コレクティブショップ:https://cacshop.official.ec
(鈴木 京)