子育て応援企業として、11月時点で広島市にて5つの保育園・認定こども園を運営するくうねあは、一場木工所が制作した特製トラック「木育トラック manaviba(マナビバ)」とコラボレーション!
10月より「木育トラック manaviba(以下、木育トラック)」で、くうねあの保育サービスを様々な場所で提供している。
親子支援と災害時のサポートをする「木育トラック」
「木育トラック」は、広島県三次市の一場木工所が開発した、画期的な移動式施設。壁・床などの内装が木材でつくられており、正式なディーラー車検も受けている。
「木育トラック」の主な目的は、イベント時やビジネスシーンにおけるの親子支援と災害時のサポート。「木育」をテーマに掲げ、木の温もりと魅力を伝えながら、子育て世代が安心して利用できる空間を届けられるよう設計されている。
トラック内には、授乳室やおむつ替えシート、快適な空間を保つための置き型タイプの冷暖房、そして災害時にも対応できる発電機を完備。さらに、Wi-Fi環境や木製のおもちゃも用意されており、どこでも気軽に、子どもたちの遊び場や親子の憩いの場として活用できる。
くうねあについて
くうねあは、子どもにとって基本的で大事なこと「食う・寝る・遊ぶ」を軸に、子育てのインフラづくりと子育てしやすい社会の実現を目指している。11月現在、広島市で5つの保育園や認定こども園を運営しており、約250名の園児が在籍。他にも、気軽に立ち寄って自由に過ごせる広島市公募型常設オープンスペースの運営や、家事代行サービス、11月時点で約100名の登録児童がいるベビーシッター事業を行っている。
くうねあは、日々の活動を通じて、子育て世代の新たなニーズを見出してきた。大規模イベントや学会での一時預かりサービスへの需要が増えている一方で、子どもにとって不慣れな環境でも、安心して過ごせる空間づくりが求められているという。
また、首都圏での事業展開を進める中で、子どもたちの自然体験の機会が減少しているという課題も浮き彫りになってきたそうだ。
子どもが安心して楽しめる空間を提供
そんな中、くうねあは、同じ広島を拠点に活動する一場木工所が手がける「木育トラック」と出会った。
木のぬくもりを感じられる遊び場を届ける「木育トラック」と、保育サービスを提供するくうねあがコラボレーションすることで、大規模なイベント会場などでも、子どもが安心して楽しめる空間を提供できると考え、今回のコラボレーションの実現に至ったという。
10月にはコラボ出展も
くうねあと「木育トラック」は、10月12日(土)に、横須賀市の長久手公園で開催された「SDGs フェスティバル × 防災 inソレイユの丘」に出展。
イベント当日は、夏ミカンやリンゴ、レモンなどさまざまな種類の木に触れ、匂いを嗅いだり、木のおもちゃで遊んだりと、参加した子どもたちにリラックスして楽しんでもらったそう。
イベントには、一場木工所代表の一場さんも参加。上の写真のように「木育トラック」では、外側でものんびりと過ごせる点も特徴といえるだろう
今後くうねあは、「木育トラック」での取り組みを通して、「子育てしやすい社会の実現」に向けて、より多くの子育て世代の力になれるよう自治体や企業との連携も進めていく考えだ。
今後は全国のイベントにも出張
現在「木育トラック」は、首都圏のイベントを中心に展開しているが、今後は全国のイベントにも出張し、活動の幅を広げていく予定。この機会に、くうねあと、一場木工所の「木育トラック」による取り組みに注目してみては。
くうねあ公式サイト:https://qoonea.com
「木育トラック manaviba」公式サイト:https://mokuiku-truck.jp
(佐藤ゆり)