都内在住のライターが気になる地域イベントをお届け!今回はJR両国駅で開かれる、日本酒好き必見のイベントを紹介しよう。
駅のホームで熱々おでんとおいしい燗酒を堪能!
寒い冬、早く家に帰ってこたつに入り、おでんと熱燗でしっぽりやりたいなんて思う人も多いだろう。2025年1月30日(木)~2月2日(日)に開催される「おでんで熱燗ステーション2025」は、そんな人にぴったりのイベント。紀文「だし自慢おでん1人前」と「したらば」とともに、全国燗酒コンテスト2024で入賞したおいしい熱燗など、10杯の日本酒を堪能することができる。
会場も雰囲気抜群で、普段は入場できないホームに赤ちょうちんを吊り下げ、昭和レトロな雰囲気を演出している。
総武線ユーザーの筆者は、移動中に目に入るJR両国駅の使われていないホームがずっと気になっていたのだが、調べてみると、2010年に通常の任務は終了。その後は今回のようにイベントで貸し出されるケースも多く、この“幻の3番線ホーム”は第一線を退いたものの、今も活躍し続けているのだった。
開催時間は、1月30日(木)、31日(金)が14:30~20:50、2月1日(土)が12:30~20:50、2月2日(日)が11:10~16:10で60分ごとの入れ替え制。参加費は前売り3,500円のみで、当日券の販売はないのでご注意を。参加費には、スターターキットとして試飲券10枚、おでん1人前、したらばが含まれる。
全国燗酒コンテスト2024入賞酒を提供
出店蔵元と提供する日本酒は、1月30日(木)と31日(金)が、本田商店の龍力、金鵄盃酒造の金鵄盃、六歌仙の六歌仙、菊水酒造の菊水、中埜酒造の國盛、蒲酒造場の白真弓、三和酒類の和香牡丹、宮﨑本店の宮の雪、佐藤佐治右衛門のやまと桜、人気酒造の人気一。
2月1日(土)と2日(日)が、六歌仙の六歌仙、秋田銘醸の爛漫、月山酒造の銀嶺月山、鍋店の不動・仁勇、伴野酒造の澤乃花、佐浦の浦霞、利守酒造の酒一筋、千代むすび酒造の千代むすび、岩瀬酒造の岩の井、三和酒類の和香牡丹となっている。
会場には、“利き酒師”やソムリエといったプロのスタッフが揃い、日本酒初心者でも気軽に楽しめるのも嬉しいポイントだ。
各回3席限定でコタツ升席の用意も
システムを紹介しよう。60分の入れ替え制なので、時間までに両国駅3番線ホーム入口通路に集合。好きな酒蔵のブースが並び、好みのお酒をいただく。試飲券1枚で1杯の提供となる。おでんは、紀文「だし自慢おでん一人前」を自身で開封し、容器に移し替えていただく。
立食スタイルなので椅子の用意は無いが、各回3席限定でコタツ升席の用意がある。料金は、4名分で20,000円。申し込み方法など詳細はおでんで熱燗ステーション公式サイトのチェックを。また、両国駅周辺を専門ガイドと歩いて巡るツアー付チケットもあり、こちらは両国駅周辺の葛飾北斎ゆかりのスポットなどを約90分で巡るもの。ツアーは両国観光案内所から出発するので、観光案内所に集合のこと。こちらも詳細は公式サイトのチェックのこと。
チケットは2024年12月9日(月)公式サイト(※Peatix 12:00~)または「‐両国- 江戸NOREN内 両国観光案内所」(※10:30~19:00) にて販売。注意事項としては、エキナカのため参加には入場券など有効な乗車券が必要となる。なお、入場券の有効時間は入場後2時間。暖房はないので、コタツ升席以外の利用者は温かくしての来場を心がけたい。また、「‐両国- 江戸NOREN内 両国観光案内所」では升席チケット、町歩き―ツアー付きチケットは販売しないので注意を。
前売り券のキャンセルはできないが、代理の人の参加は可能。また、未成年は参加できない。PeatixにてPCなどで申し込んだ人は、チケットとして確認Eメールをプリントして持参のこと。
また、同イベントに参加された人に特典のある駅周辺の酒場の紹介もあるそうなので、飲み足りない人は2次会で行ってみてはどうだろうか。ご存知の人も多いだろうが、ここ両国駅周辺はちゃんこ鍋の聖地とも言える場所なので、事前にお目当てのお店をチェックしておくのも良いだろう。
普段は立ち入れない場所で行き交う電車を眺めながら、熱燗とアツアツのおでんを堪能してみて!
◼️おでんで熱燗ステーション
期間:2025年1月30日(木)~2月2日(日)
会場:JR両国駅 3番線ホーム
住所:東京都墨田区横網1-3-20
おでんで熱燗ステーション公式サイト:http://www.kansake.jp/kansake_station
Peatix:https://peatix.com/event/4166361/view
両国江戸NOREN 両国観光案内所:https://visit-sumida.jp/spot/6196
suzuki(すずき)
福島県出身、東京23区東部在住のライター。千葉県出身の妻との2人暮らし。趣味は落語に散歩、B級グルメ。