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屋久島の長寿木から収穫した「たんかん」をお届け!樹齢100年を目指す農園の挑戦

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鹿児島県・屋久島に農園を所有する三升フルオールは、クラウドファンディングサイト・Makuakeにて『世界遺産屋久島の超極上レア果実「たんかん」樹齢100年を繋ぐ三升農園の挑戦!』のプロジェクトを開始した。支援の受付期間は2025年1月30日(木)まで。リターンには、三升農園自慢の長寿木から収穫したたんかんや、たんかんを使用した手作りジュースなどを用意している。

屋久島の特産品・たんかん


約65年前から屋久島で栽培されている、たんかん。高い山からの冷たい風、そして亜熱帯からの暖かい気候……この寒暖差こそが、甘くてジューシーなたんかんを作るカギとなっている。


この希少な南国の果実・たんかんは、長寿木ならではの“極上の美味しさ”が魅力。しかし、多くの農園は「若い木の方が見栄えが良い」「長寿木は大きくて管理が大変」などの理由から、20年程度で木を植え替えてしまうのだそう。


一方、三升農園のたんかんの木は7割以上が樹齢40~50年以上。60年以上の木も多数ある。三升農園は、この長寿木ならではの極上の美味しさを維持し、多くの人へ届けたいという思いで日々作業をしている。


しかし、全国の農家同様に屋久島の農園も年々減少・高齢化が進んでいる。また、たんかんは収穫までの過程に10~11か月かかる、手間の要する果樹でもあるため、後継者の成り手不足も大きな問題に。

そこで「屋久島の特産品・たんかんを普及させ、地域活性化を目指したい!」「この大自然と共存し、持続可能な農業の礎を築きたい!」「そのためにはまず、長寿木から収穫する屋久膳たんかんの価値を広めたい‼」との想いから、今回のプロジェクトがスタートした。

リターンは「屋久膳たんかん」や手作りジュース

クラウドファンディングのリターンは、2025年収穫の「屋久膳たんかん」や、たんかんと手作りジュースのセットなどを展開。



たんかんは毎日のご褒美フルーツとしても、贈り物としてもぴったりだ。



たんかんの甘みたっぷりのジュースは、しぼりたて果汁以外は一切何も入っていないため、子どもとも一緒に味わえる。凍らせてシャーベットにして飲むとすっきりとした味わいが楽しめるという。

また特別特典として、たんかんの収穫時である2月中旬~3月上旬に、支援者が収穫に参加できるといった体験も用意。なお、現地までの交通費・宿泊費は支援者負担となる。

自然環境と農業の持続・継続を目指す三升農園


今後、三升農園は「どうすれば農業と生産者が持続・継続可能な状態になるか?」という解決法を同社の観点から提案し、自作の資材供給やその環境に合わせた資材作成と技術指導を行う方針だ。

なお、今回調達した資金は「土壌の工夫・改善、農業害獣被害を防ぐ対策の強化」「台風の被害を受けた木の植え替え」「人材確保と育成」「耕作放棄地の再生」などに活用するという。

これを機に、自然環境と農業、双方の持続・継続可能を目指す三升農園を応援してみては。

Makuake:https://www.makuake.com
プロジェクト名:世界遺産屋久島の超極上レア果実「たんかん」樹齢100年を繋ぐ三升農園の挑戦!

(Haruka Isobe)

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