新鮮な魚介料理でおもてなしする京都の旅館「天橋立荘」は、心も体も温まる「ふぐ会席つき宿泊プラン」の受け付けをスタート。
同プランは、2025年3月中旬まで。京都で味わうふぐ料理で、心も体も温まりそうだ。
日本三景「天橋立」の畔にある旅館
日本三景である「天橋立」宮津運河の畔に立地する「天橋立荘」。
天橋立公園内には「与謝野寛・晶子ご夫妻歌碑」があり、歌人・与謝野晶子の歌が刻まれている。「人おして回旋橋のひらく時くろ雲うごく天の橋立」と詠った与謝野晶子は、たびたび夫とともに天橋立を訪れ、多くの歌を残した。
「天橋立荘」の客室からは、文人にも愛された「天橋立」の風光明媚な四季折々の景色、宮津湾を一望できる。窓を開けると「潮風」の香りが漂い、運河を運行する運搬船の汽笛が聞こえ、「旅情」をかきたててくれるのも魅力のひとつだろう。
地元漁港で水揚げされた新鮮な魚介
京都北部にある宮津は「海の京都」ともいわれる場所。
地元漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を使った食事を満喫できる宿では、古くから変わらぬ「海の京都」を満喫できる。
日本宿では、新鮮な海の幸、豊富な食でもてなしてもらえる。
てっさ、ふぐ鍋など、様々な料理が卓を彩る
目玉となる、ふぐの魅力溢れる会席料理は、季節の新鮮な素材をふんだんに使用。丁寧に仕立ててられ、心と体を温めてくれる極上の味わいだ。
食前酒から始まり、ふぐ天婦羅、ふぐ雑炊まで、余すことなくふぐを楽しめる一品一品がそろった会席を、料理長が腕によりをかけて準備している。
御品書きは、「食前酒・てっぴ・お造り四種盛り・てっさ・ふぐカマのから揚げ・ふぐ鍋大皿盛り・ふぐ天婦羅・茶碗蒸し・ふぐのあんかけ・ふぐ雑炊・香物・水物・手作りデザート」。ただし、当日の仕入れによって若干変更する場合もあるとのこと。
透明感あるてっさ(ふぐ刺し)の歯ごたえ、ふぐ鍋のやさしい旨味、そしてカリッと揚がったふぐカマの唐揚げが、ひと口ごとに冬の喜びを感じさせてくれるだろう。寒い季節にぴったりの至福の時間を堪能できそうだ。
冬の美味が詰まった夕食は、部屋で提供してもらうことも可能。家族との旅行、結婚記念日、誕生日、退職祝いなどのシーンで、冬の天橋立ならではの絶景のもと、大切な人と部屋でゆったり、心も体もほっこり温まるひとときを過ごしてみては。
■天橋立荘
住所:京都府宮津市文珠584
天橋立荘公式サイト:https://kyoto.iifuro.jp
(鈴木 京)