ユハクは、レザーブランド「yuhaku」の旗艦店「yuhaku Ginza Gallery」にて、4月12日(土)〜20日(日)の期間、現代アーティスト・結琥(ゆこ)氏の個展「天地開闢(てんちかいびゃく)」を開催する。
同展の入場は無料だ。
豊かな色彩の革製品を生み出す「yuhaku」
「yuhaku」は、繊細な職人仕事と革新的な技法を融合させたレザーブランド。その色彩豊かな革製品は、創業者の仲垣友博氏が絵画技法をもとに開発した染色技術により生み出されたそう。
完成までに約20工程を要するという、同ブランド独自のグラデーションレザーは、優れた色彩感覚を有する職人の手作業によって染め上げられる。最大8色にもおよぶ染料を革の上で染め重ねていく技法により生まれるグラデーションは、革という枠を超えた唯一無二の美しさを放ち、見る人を魅了。
最高級のヨーロッパ産フルグレインレザーを使用し、日本の熟練職人が一つひとつ丁寧に仕上げることで、類を見ない色彩と品質を実現している。使い込むほどに自分だけの色になる経年変化により、革製品本来の奥深さと「yuhaku」ならではの彩りと美しさを楽しめるだろう。
同ブランドが生み出すグラデーションの美しさと高い染色技術は、有名ブランドも学びにくるほど世界的に高く評価されているそう。
生身の原画を描く現代アーティスト・結琥氏
今回、個展を開催する結琥氏は、デジタル、下描きを一切使用せず、生身の原画を描く現代アーティスト。アクリルインク、色墨汁を使った日本らしい風合いの作品が特徴だ。
円と線が幾重にも繋がり混ざり合う独特の世界観の中に、どこか植物の生命力を感じさせる作品たち。結琥氏自身も好むという円形は、始まりも終わりもない無限を意味しており、無限に描き続ける自身と重ね合わせているそう。
同氏は、個展やライブペイントのほか、新今宮民泊THEN HOSTELの金和室アートワークなど、幅広く活躍中だ。
個展開催にあたり、同氏は“「yuhaku」さんのレザーは手染めで1点1点染められ、私の作品は手の動くまま魂の想うままの感覚で筆を走らせて制作しています。その二つが出会った今回の展示作品は、まさに唯一無二のものになっていると思います。他の誰も持っていない一点物として手に取っていただけると嬉しいです。(一部抜粋)”とコメントしている。
レザーとアートが融合する個展「天地開闢」
個展「天地開闢」では、「yuhaku Ginza Gallery」の店内展示スペースにて、「yuhaku」のグラデーションレザーからインスピレーションを受けて制作された新作アートとコラボアイテムを多数発表。結琥氏による、生命力溢れる作品の数々を展示・販売する。
結琥氏は、「yuhaku」製品の持つ美しい色彩から、深海や夜空、山々で凛と生きる木々といったイメージを受け、この地球上に存在する命に重きを置いて表現。コラボアイテムでは、様々な手法で命のほとばしりが表現されている。
風や木々、海や太陽といった自然の中に息づく「命」を肌で感じられるような、人の手ならではの大胆かつ繊細な筆致が光る作品が並ぶ。
アートプロジェクト「Ginza Gallery Project」
会場となる「yuhaku Ginza Gallery」は、2020年12月に銀座でオープンした「yuhaku」の旗艦店。個展期間中も店舗としての通常営業を行う。
「yuhaku Ginza Gallery」では、店舗内展示スペースを無料貸出しするアートプロジェクト「Ginza Gallery Project」を、2022年1月に始動。アーティスト出展費用と販売時の利益を受け取らずに個展を運営している。
同プロジェクトは、ブランドオーナーでありアーティストの代表・仲垣氏が、アーティストの創作活動を支援したいという願いを込めてスタートした。
レザー×アートのアイテムが並ぶ個展「天地開闢」へ足を運んでみては。
■天地開闢
会期：4月12日(土)〜20日(日)
会期中の営業時間：11:00～19:00(平日13:00～14:00はクローズ)
場所：yuhaku Ginza Gallery
住所：東京都中央区銀座三丁目10番7号 銀座京屋ビル1階
定休日：月曜日 ※祝日の場合は翌火曜
結琥氏公式Instagram：https://www.instagram.com/artwork_yc
「yuhaku」公式オンラインショップ：https://yuhaku.co.jp
(Higuchi)
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