ひとまいるグループの子会社で、首都圏を中心に酒類等の販売・デリバリー事業を展開するカクヤスは、新潟酒販が主催する“女性による日本酒づくり”の企画「READY！LADY！READY！」に参画。第5弾プロジェクトとして新潟・弥彦酒造と共同開発したオリジナル日本酒「天晴(あっぱれ)」を12月より数量限定で発売。
カクヤスネットショッピングは12月25日(木)、首都圏カクヤス店頭および宅配は12月27日(土)から順次販売を開始する。
プロジェクト連携の背景
カクヤスが「READY！LADY！READY！」に賛同した背景には、同社グループがサステナビリティ重点テーマとして掲げる「酒・飲食文化の継承と社会的課題の解決」がある。
日本酒業界において女性杜氏の数は約40名とまだ限られている。そうした状況を踏まえ、同社は「女性が主体となる酒づくり」は未来に向けた多様性の象徴であり、持続可能な文化づくりに資する取り組みであると位置づけている。
中でも、希少な女性杜氏が活躍する弥彦酒造の「女性のみで手掛ける日本酒」というコンセプトは、誰もが活躍できる社会の実現というカクヤスの価値観と深く共鳴。弥彦酒造は、4人の造り手のうち2名が全国に約200名しかいない高度な資格「マスター杜氏」の認定者であり、100年前には杜氏養成学校として全国に人材を輩出してきた歴史を持つ、技術水準の高い蔵元でもある。この確かな技術と、女性による新たな挑戦の融合が、本プロジェクトへの参画を後押しする大きな理由となった。
限定酒「天晴(あっぱれ)」について
本プロジェクトでは、田植えから稲刈り、仕込み、酒造りに至るまでの工程を、参加企業と弥彦酒造、新潟酒販が共同で実施した。
田植えをする様子
今回発売するカクヤスオリジナル商品「天晴(あっぱれ)」は、共同で田植えを行った伊彌彦米(特別栽培米コシヒカリ)で仕込んだ純米吟醸酒と、弥彦酒造の「彌彦 極純米」をブレンドした純米酒である。
仕込み作業を行う様子
伊彌彦米で仕込んだ純米吟醸酒の持つ透明感をベースに、フルーティーな香りと後味のキレを加え、料理に寄り添いながらも存在感のある味わいに仕上げている。価格は2,000円(税抜)、限定2,000本で、首都圏カクヤス店頭および宅配、カクヤスネットショッピングの全国宅配便にて販売する。
“女性のための日本酒づくり”プロジェクト
「READY！ LADY！ READY！」は、新潟酒販が主催する“女性のための日本酒造り”をテーマにしたシリーズ企画。女性の活躍推進と地域酒蔵の文化発信を目的としている。全国の企業が参加し、酒米づくりから酒造りまでを共に体験しながら、コンセプトに基づくオリジナル商品を共同開発。どんなシーンでも合わせやすく、ビギナーにもおすすめの日本酒を開発している。
カクヤスは、酒ハイの活動などを通じて酒文化の継承を重要課題として掲げており、本企画が地域貢献と文化発展の双方に寄与すると考えている。今後も、女性杜氏をはじめとする多様な担い手の活躍機会創出や、地域の酒蔵とのコラボレーションを深め、酒文化の未来を次世代へとつないでいく活動を継続していくという。
女性杜氏と企業が共に取り組んだ限定酒「天晴(あっぱれ)」を、この機会に味わってみてはいかがだろう。
■天晴(あっぱれ) 純米酒
カクヤスネットショッピングURL：https://www.kakuyasu.co.jp/store
新潟酒販公式HP：https://www.kokubu.co.jp/niigata
弥彦酒造公式HP：https://www.yahikonosake.com
(Kanako Aida)
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