
毎日オークションは、東京・有明にある同社の東京本社にて、「岩田家旧蔵特別コレクション」と題したオークションを2月21日(土)に開催する。参加方法は、書面・WEBでの事前入札、当日来場参加、当日電話・オンライン入札を予定している。
また、2月19日(木)・20日(金)の10:00~18:00と2月21日(土)の10:00~13:00に、下見会を実施。下見会期間中はすべての出品作品を展示し、事前の手続きなく、誰でも気軽に見ることができる。
珠玉の美術品306点が集結
「岩田家旧蔵特別コレクション」では、重要美術品指定の器や掛け物、美濃や井戸の名器、茶席の道具の優品など、珠玉の美術品306点が一堂に会す。

鴻池家伝来、大正名器鑑所載の大名物「井戸茶碗 銘 常盤」、

大正名器鑑所載、茜屋宗佐所持として知られる大名物「重要美術品 茜屋柿茶入」、

長らく所在不明とされてきた初代楽長次郎作外七種の内の一碗「黒茶碗 銘 閑居」、

藤原俊成「重要美術品 詠草(住吉切)」、

「寧窯天藍釉霊芝耳花瓶」、

「織部開扇向付(10点)」などが出品される。
岩田家について
岩田惣三郎氏は、明治維新後の激動期に尾州銀行をはじめ、紡績、貿易社など数々の事業を興し、地域産業の発展を牽引した先駆的実業家だった。浄土真宗を信仰し、大谷派本願寺を財政的に支えた篤信家であったことでも知られている。
今回のコレクションを築き上げた岩田宗次郎氏は惣三郎氏の次男。宗次郎氏は、先代の有した先見性・開拓精神を色濃く受け継ぎ、大日本紡績(現ユニチカの前身)会長、岩田商事専務取締役、尾州銀行取締役、甲子興業・長崎紡織ほか多数企業の取締役など要職を歴任した。
同時に、惣三郎氏と同じく浄土真宗に深く帰依し、教育事業をはじめとする真宗大谷派の各種社会事業に貢献している。

岩田宗次郎氏と多可夫人

岩田邸 茶室
こうした企業経営、社会事業の重責の傍らで、宗次郎氏は多可夫人と共に、茶の湯と古典への造詣を次第に深めてゆき、高い見識のもと数々の美術品を収集した。
毎日オークションについて

毎日オークションは、「私たちは、すべての人と世界をアートでつなぐ『架け橋』となり、文化的で豊かな社会の実現をお手伝いします。」というパーパスのもと、アートオークション事業を通じて、公明正大な取引が保証される二次流通市場の提供や文化の継承に貢献している。
創業は1973年。1989年に美術品に特化した公開型オークション事業をスタートし、アート作品をはじめ、西洋装飾美術や日本陶芸・古美術・ジュエリー・時計・酒類など幅広いジャンルを取り扱っている。年間30回以上のオークションを開催し、年間出品数は3万ロットと、日本最大級の取り扱い点数を誇る。
また、国内の主要オークション会社におけるシェア率は42.49%(※)に及び、毎日オークションは、日本における美術業界のリーディングカンパニーとして、多様なお客様の想いや価値を未来へ繋ぎ続けている。
岩田宗次郎氏と多可夫人が情熱を傾けて収集した珠玉の306点が集結!「岩田家旧蔵特別コレクション」をチェックしてみては。
■第842回 岩田家旧蔵特別コレクション
日程:2月21日(土)13:00(12:30受付開始)
会場:毎日オークション 東京本社
所在地:東京都江東区有明3丁目5−7 TOC有明ウエストタワー5F
参加方法:事前入札(書面・WEB)、当日来場参加、当日電話・オンライン入札を予定
下見会日程:2月19日(木)・20日(金)10:00~18:00/2月21日(土)10:00~13:00
詳細:https://www.my-auction.co.jp/event/842
※2025年3月 『月刊美術』 「2024年美術品競売10社落札総額シェア率」参考
(Higuchi)