
日本独自の「古墳文化」を現代に蘇らせる前方後円墳社は、3月19日(木)午前10時、千葉県野田市の「野田古墳墓」において、春の祭祀『御霊祭(みたままつり)』を厳かに斎行した。
春分・秋分の時期に合わせ年2回執り行われる本祭祀。今回は、新たに納骨された方を含む計十五柱の御名前が神職によって読み上げられ、神仏習合の祈りの中で、参列した家族と共にその御霊を慰めた。
宗派・形式を超えた「神仏習合」の祈り


玉串イメージ
今回の御霊祭で最も象徴的だったのは、神道の聖域である鳥居の前で、仏教の僧侶が恭しく玉串を捧げられた瞬間だ。「前方後円墳」という日本古来の形を象徴とする場所だからこそ実現したこの光景は、宗派の垣根を超え、大切な人を偲ぶ純粋な「祈り」の場として、参列者の心に深く刻まれた。
十五柱の方々の生きた証を刻む「氏名奏上」の儀

僧侶による読経に続き、祭儀の中盤、静寂に包まれた境内において、現在納骨されている方のうち式年祭(※)にあたる十五柱の方々の御名前が、神職によって一人ずつ丁寧に「氏名奏上(しめいそうじょう)」された。
春の爽やかな風が吹く中、自身の家族の名が神域に響き渡る様子に、涙を浮かべながら静かに手を合わせる参列者の姿も見られた。
100年先へと繋ぐ新しい供養のスタンダード

「前方後円墳」は、日本人が古来より大切にしてきた「自然と神仏と人が共に生きる」死生観を体現。代表の竹田恒泰氏は、「お墓は過去を封じる場所ではなく、未来の家族が誇りを持って集える場所であるべきだ」と語る。今後も年2回の御霊祭を通じて、神社再生と地域コミュニティの核となる「新しい供養の文化」を全国へ広めていくという。
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この機会に、日本独自の古墳文化を見直してみては。
前方後円墳公式サイト:https://kofun.co.jp/
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※式年祭は、逝去後、1年・3年・5年・10年・20年・30年・40年・50年、その後は100年ごとに行われる
(suzuki)