HBCアナウンサー・佐藤彩がお送りする「彩の街角ネクストフォーカス」。
ドライブもツーリングも趣味の佐藤アナが、地元札幌やその近郊、ときにはもっと遠くまで…気になる新グルメスポットや、心ときめくおいしいお店を等身大でご紹介します!

イタリア料理のシェフがつくるつけ麺
今回ご紹介するのは、4月29日に東区・本町の環状通り沿いでオープンした「札幌つけ麺 えびち」。
エビ好きの皆さん!濃厚なエビを堪能できるつけ麺のお店ができましたよー!
しかも、イタリアン好きにとってもたまらないメニューがあるお店です!

実は、つけ麺を作るのはもともと「トラットリアズッカ」「リストランテズッカ」というイタリアンのお店で腕を振るってきた佐藤さん。
なぜ、イタリアンのシェフがつけ麺を?
この疑問は、もともと父が作るスープが大好きだと話す息子さんが教えてくれました。
「絶対的においしいものを、予約制という枠を超えて、もっと多くの人に気軽に味わってほしい」
その想いで、親子で新ジャンルへの挑戦を考えたそう。
大好きな父のスープをベースにできるもので、イタリアンの技法を生かした新たな展開…それがこの「つけ麺」のお店だったのです。
このつけ麺のスープのように深みがある、父親から息子へと受け継がれていく『継承』ストーリー。
どんなつけ麺に仕上がったのかというと…

メニューは大きく3つ。
「海老出汁つけ麺」(1000円)、「海老味噌つけ麺」(1000円)、「海老トマトクリームつけ麺」(1200円)。
さらに、特選になると+600円で、チャーシューや玉子などの具材が増えるフルコースとなります。
今回私は、「海老のうまみをシンプルに、当店が誇るスープのベースとなる一杯」という「海老出汁つけ麺」の特選つけ麺をいただきました!
ベースの一杯のこだわりは

おじゃました日は午後2時ごろで閉店ギリギリだったため、「今メンマが切れてしまって…チャーシューを増やします」と息子である店長さん。
おすすめの鶏チャーシューが1枚増えて、このビジュです!

鶏肉は、じっくり下味をつけて低温調理。
豚肉は『ボッリート』というイタリアンの製法を生かし、ゆっくり煮込んでやわらかく仕立てたお肉と、ベースとなるつけ汁のスープに活用。
うまみを逃しません!

麺は、森住製麺にお願いしたという道産小麦100%の平打ち麺。
つるつるつるつる…箸が進む食感と、もちっと感がいい!

たまごは、塩麹漬け。
味玉、ピクルス風など、試行錯誤した結果、塩麹になったのだそう。
ほどよく塩味がしみわたり、とろみがある半熟加減で、麺と絡めて食べてもおいしい!
ちなみに、ラーメン、つけ麺の定番のあの野菜…ネギは見当たらず、緑は豆苗が彩っています。
大量の甘エビがうまみの層を積み上げる

そして、つけ汁はというと…
まず、そのままスプーンで飲むだけでエビの香りが広がるスープとして、おいしい!!
この、濃厚なエビのうまみが凝縮されたつけ汁は、まるでビスクのよう!
コクが深い味わいです。
濃厚でコクが奥深いエビのうまみを味わって、私は何も知らずに「これはオマール海老の濃厚なパスタをイメージする味わいですね」なんて言ってしまいましたが…
実は使っているのは、甘エビだそう。
お父さんの佐藤シェフ曰く「小さいエビの方が、甘みと香りとうまみがよく出るんですよ」とのこと。
オマール海老は高級なイメージですごいって思ってたけど、甘エビもすごいのですね。
ただ、小さい分大量に必要となるので、1回スープを仕込むのに4~5キロは甘エビを使っているそうです。
そしてそこに豚肉を煮込んだスープもかけ合わさり豚とエビのうまみが層を成すわけですね。

あっという間に麺がなくなり、残ったつけ汁の食べ方を紹介したいのですが、その前に…
なんと、店長さんから「海老出汁つけ麺もおいしいのですが、トマトクリームもおいしいのでぜひ!」と勧められ、後日あらためて味わいに行きました!笑
唯一無二のイタリアンつけ麺!

海老トマトクリームつけ麺はバジルペーストがトッピング
こちらは「海老トマトクリームつけ麺」(1200円)。
トマトクリームは、よりまろやかなうまみがあふれて、よりイタリアン感が強くなっていました!
口の中でエビのうまみとトマトの酸味、クリームのコクが共演するハーモニーは、さらに重層感が増していておいしい!
また、「海老出汁つけ麺」は海苔が入っていましたが、こちらはバジルペーストになります。
フレッシュなバジルの香りが鼻を抜ける感じがたまらなく、つけ汁に溶きながら味変していく楽しみもあります。

ちなみに、前回タッチの差で食べられなかったメンマは、なんと『バルサミコ酢メンマ』!
これは、さわやかな酸味が加わることで、お口直し・箸休めの意味も込めて作ったそう。
イタリアン目線ならではの味わいですね。
最後の一滴まで極上に

そして、お待たせしました!〆のお話!
『最後の一滴まで楽しむ極上の〆』ということでおすすめなのが「熱々炙りチーズご飯」(+200円)。
こちらのお店では、出汁割りではなくごはんでつけ麺をしめます!

冷めたつけ汁に投入すると、熱々が復活!
えび出汁×チーズで、イタリアンレストランでいただくリゾットのようにチェンジ!
レンゲではなく、あえてスプーンを用意しているのは、最後の一滴まですくいやすいように。

食べやすいですし、チーズが加わるとよりイタリアン感が増しますね。
このリゾットを食べるために来ました!というお客さんも出てきそうなおいしさです!
息子さんである店長さんが試作で感動して、急遽メニュー入りした自慢の〆リゾットは、完食間違いなし!
最後までおいしくいただきました!
ごちそうさまでした!
「イタリアン×つけ麺×〆リゾット」で、新たなジャンルが誕生!
父から息子へと受け継がれる熱い想いとエビの香りに包まれて、最後の一滴まで味わってみてください!

またいいお店に巡り合えますように☆
「札幌つけ麺 えびち」
◆住所:北海道札幌市東区本町2条5丁目6-12 坂野コーポ
◆定休日:不定休
※詳細は公式Instagramで
▼これまでにご紹介したお店MAP
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文|HBCアナウンサー 佐藤彩
札幌出身。2007年HBC入社。趣味は旅行、スポーツ観戦(アウェイも!)、ビールを飲む、温泉巡り、御朱印集め、テニスなど。特技はどこでも寝られること。Instagramでも発信中。
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は取材時(2026年4月)の情報に基づきます。

Sitakke
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