
岡山県倉敷市の倉敷観光コンベンションビューローと、近距離移動モビリティの開発を手がける東京都品川区のWHILL(ウィル)は、7月1日(水)より、倉敷美観地区において免許不要で歩行領域を走行する近距離モビリティ「WHILL」の移動サービスを開始する。
美観地区の回遊性向上、快適な滞在体験の創出を目指す

「WHILL」は、年齢や障害の有無、国籍を問わず誰もが旅行を楽しめるユニバーサル観光推進の一環。高齢化やインバウンド需要の高まりを背景に、日本らしい美しい景観を維持しながら、あらゆる人を迎え入れるためのアクセシビリティ環境を整えることで、倉敷美観地区の回遊性向上と、自由で快適な滞在体験の創出を目指す。
国内旅行が活発化する中、2025年の訪日外客数は前年比15.8%増の4,268万人と過去最高に到達(※1)。今後も増加基調が続くと予想されている。同時に、世界的な高齢化やダイバーシティ理解の促進が進む中、合理的配慮が義務化されるなど、社会的にも多種多様な人を受け入れるための環境整備の動きが高まっている。
国内外から年間300万人以上(※2)が訪れる美観地区でも、石畳や建築物などで織りなされる日本の伝統的な景観美を保ちつつ、観光しやすい環境づくりが進められている。
「WHILL」の移動サービス導入もその一環で、これまで距離の制約により訪れにくかった観光目的地までの移動手段を確保すると同時に、年齢や身体状況などを問わず誰もが気兼ねなく、街中を存分に散策できる過ごし方を提供するもの。
導入する機種は走破性と小回り、安定性を備えたチェア型フラッグシップモデル「WHILL Model C2」と、歩道を走行する高性能の4輪スクーターモデル「WHILL Model R」。いずれも直感的に操作でき、徒歩と同程度の速度で走行するため、家族や同行者と一緒に自由で快適に移動できるほか、美観地区に自然と馴染む高いデザイン性も特徴だ。
貸出機種は「Model C2」「Model R」の2種

「WHILL」は免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティ。そのうち「Model C2」は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などが特徴だ。
「Model R」は歩道を走れる高性能の4輪スクーター。自転車のような操作感を持ちながら安定した走行性や高い小回りなどが特徴になっている。
体重制限は「Model C2」は115kg以下、「Model R」は147kg以下。着座時に足が足置きにつく、操作に必要な注意力などを備えることが利用条件になっている。料金は、4時間以内が2,000円、4時間超は4,000円。利用するには、当日現地にて利用受付をする。事前予約不可で、支払いは現金のみ。貸出場所は、倉敷市観光休憩所。
倉敷美観地区を訪れた際は、「WHILL」のサービスを利用しながら観光してみては。
■倉敷美観地区 「WHILL」移動サービス
開始日:7月1日(水)
利用可能時間:9:00〜16:30
貸出場所:倉敷市観光休憩所(岡山県倉敷市中央2-6-1)
製品詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service
倉敷観光コンベンションビューロー HP:https://kankou-kurashiki.jp
※内容は予告なく変更になる場合がある
※1:日本政府観光局「訪日外客数」:https://www.jnto.go.jp/news/press/20260121_monthly.html
※2:倉敷市「令和6年 倉敷市観光統計書」:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/815/reiwa06.pdf
(ASANO)