
青森県弘前市(ひろさきし)では、「弘前ねぷたまつり」が、8月1日(土)~7日(金)の期間開催される。
津軽の夏の風物詩「弘前ねぷたまつり」

青森県津軽地方の夏を彩る「弘前ねぷたまつり」は、毎年8月1日~7日に開催され、三国志や水滸伝などの武者絵等を題材とした勇壮華麗なねぷたが城下町弘前市を練り歩く夏まつり。国の重要無形民俗文化財にも指定されており、津軽の夏の風物詩として全国から多くの観光客が訪れる。
「弘前ねぷたまつり」の始まりは、昔、農民が夏の忙しい時期に襲ってくる眠気を追い払うため、睡魔を船や燈籠(とうろう)などにのせ、川に流した「ねむり流し」という行事から発展し、今の祭りになったとされている。
「弘前ねぷたまつり」に観光客の参加が可能

ねぷた自由参加団体
「弘前ねぷたまつり」では、一部の運行団体で観光客の参加が可能。ねぷたを曳きながら、まつりの熱気と一体感を体験できる貴重な機会となる。参加方法などの詳細は、弘前市公式観光サイトで確認を。
「弘前ねぷたまつり観客賞2026」を実施
8月1日(土)~6日(木)の期間の合同運行を対象に、観客による投票で「観客賞」を決定する実証実験が実施される。期間中、「最もじゃわめいだ(感動した・気に入った・良かった)」と思った団体・本ねぷたの絵や組ねぷたへ、二次元コードから投票できる。投票は1アカウントにつき各1票まで。特別参加、無審査の団体は対象外となる。
特別参加の団体は、弘前市役所ねぷた実行委員会、弘前自衛隊ねぷた協力会、弘前大学ねぷた実行委員会。無審査の団体は、祭好会、認定こども園弘前みなみ幼稚園、弘前ネプタ愛好会。詳細は弘前市公式観光サイトで確認できる。
大正から昭和期の風習を再現する「城下の美風」

土淵川沿い

JR弘前駅津軽ラウンジ
市内では、8月31日(月)まで、土淵川沿いや弘前市役所本庁舎、市内観光施設などに約240個の金魚ねぷたや、市民中央広場に24本のフットライトねぷた絵が設置され、大正から昭和期に軒先へ手持ちねぷたを飾っていた風習を再現する「城下の美風」を実施している。
さらに今年は、JR弘前駅津軽ラウンジで、弘前の金魚ねぷたをヒントに誕生したとされる山口県柳井市の「金魚ちょうちん」約30個も展示。弘前の金魚ねぷたとの違いも楽しむことができる。
弘南鉄道大鰐線で「金魚ねぷた列車」を運行

弘南鉄道大鰐線では、8月31日(月)まで、約200個の金魚ねぷたを車内に装飾した「金魚ねぷた列車」を運行している。土・日曜日・祝日および「弘前ねぷたまつり」期間中は、金魚ねぷたの灯りのみで走行する夜間特別ライトアップ運行を実施。幻想的な車内空間を楽しむことができる。当日の運行状況は、中央弘前駅または大鰐駅に確認を。
弘前市について
弘前市は青森県南西部に位置し、弘前藩の城下町として発展した歴史と文化が息づくまち。東北地方で唯一の現存天守「弘前城」をはじめ、藩政時代の街並みや明治・大正期の洋風建築、建築家・前川國男氏による近代建築など、多くの歴史的資産が残されている。
また、「弘前さくらまつり」や「弘前ねぷたまつり」など四季折々のまつりが開催され、国内外から多くの観光客が訪れる。農業も盛んで、りんごをはじめ、米やきみ(とうもろこし)など多彩な農産物を生産している。
さらに、「津軽塗」「津軽こぎん刺し」「津軽打刃物」などの伝統工芸が受け継がれ、歴史・文化・自然・食の魅力にあふれた地域だ。
青森県津軽地方の夏を彩る「弘前ねぷたまつり」に参加してみては。
■弘前ねぷたまつり
開催期間:8月1日(土)~7日(金)
運行コース・開始時間:8月1日(土)~4日(火)土手町コース19:00~、8月5日(水)・6日(木)駅前コース19:00~、8月7日(金)土手町コース10:00~
弘前市公式観光サイト 弘前ねぷたまつり 詳細:https://hirosaki-kanko.or.jp/edit.html?id=cat02_summer_neputa
弘南鉄道公式サイト 金魚ねぷた列車 詳細:https://konantetsudo.jp/2026/06/19/kingyo-neputa-train202607
弘前市 公式サイト:https://www.city.hirosaki.aomori.jp/index.html
(yukari)