
信濃毎日新聞は、長野県企業局が約60年ぶりに全面改修を完了した伊那市の主力発電所「春近(はるちか)発電所」に新設した展示棟を8月1日(土)から一般公開していることを発表した。愛称は「ハルミナ」に決定し、8月16日(日)までオープン記念イベントも開催中だ。
未来へつなぐ希望の光!新展示棟「ハルミナ」の由来

「ハルミナ」と名付けられた新展示棟は、「60年のバトンを未来の君へ ~エネルギーをつなぐ~」をコンセプトに、子どもから大人まで楽しみながら学べる施設として誕生した。愛称は775件の応募の中から選ばれ、春近の「ハル」と光を意味する「ルミナ」を組み合わせたもの。「水力発電から生み出されたエネルギーの光だけでなく、人々の暮らしや未来を照らす『希望の光』となって未来へつないでいって欲しい」という思いが込められている。
命名者は、宮城県仙台市の京増見和子さん、長野県長野市の三浦双葉さん、長野県伊那市の田中颯さんの3名だ。
展示棟「ハルミナ」の見どころ

施設内では、水力発電の仕組みや歴史をダイナミックな映像で学べる大迫力のワイドスクリーン映像を上映。

また、長野県出身の現代アーティスト・越ちひろさんと地元の小学生たちが共同で制作した色鮮やかなアート作品が空間を彩る。


平常時は地域の学習や憩いの場として開放されるほか、地元・伊那市との協定により、災害時には「緊急避難所」などの防災拠点としても活用される機能を備えている。
オープン記念イベントについて
オープンを記念して、8月1日(土)~16日(日)の期間限定で見学会が開催されている。開催時間は各日9:00~16:30。来場者には「プレミアム発電所カード」がプレゼントされる。なお、3面映像の視聴や発電所内の見学など、一部は前日16:00までの事前予約が見学予約サイトから必要となる。
また、8月8日(土)9:00~16:00には「1日限定!特別見学会」が開催される。事前申込は不要。発電所の内部をじっくり見学できるほか、記念グッズのプレゼント、親子で楽しめる工作体験(数量限定)、キッチンカーの出店などが予定されている。キッチンカーの購入を除く参加費は無料である。
当日は臨時駐車場から無用送迎バスの利用が推奨される。また、大雨等による中止の場合には南信発電管理事務所公式Xから告知される。
発電所の背景
春近発電所は、長野県企業局が有する全発電量の約4分の1を占める主力発電所である。約60年ぶりとなった今回の改修では最新機器へ更新され、発電出力が改修前と比べて約8%アップした。これにより、一般家庭約30,000世帯分に相当する電気を発電することが可能になり、クリーンエネルギーの安定供給への貢献が期待されている。
長野県企業局は、今後も再生可能エネルギーの供給を通じて地域に貢献するとともに、「ハルミナ」が長く愛される施設となる運用を目指す。
大迫力の映像体験や発電所の見学を通して水力発電の仕組みや歴史を楽しみながら学べる新展示棟「ハルミナ」へ、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。
■「施設見学会」概要
開催日時:8月1日(土)~16日(日)9:00~16:30
会場: 春近発電所
住所: 長野県伊那市東春近田原4878
見学予約サイト:https://naganoken-kigyokyoku.jp/powerstation_tour
■「1日限定!特別見学会」概要
開催日時:8月8日(土)9:00~16:00
会場: 春近発電所
住所: 長野県伊那市東春近田原4878
臨時駐車場地図:https://www.pref.nagano.lg.jp/kigyo/happyou/documents/260730press_map.pdf
(Kanako Aida)