
フードマシンの輸入商社、エフ・エム・アイ(FMI)が、7月29日(水)、神奈川県鎌倉市のクラフトジェラート店「GELATERIA SANTi(サンティ)」の協力のもと、親子で体験する食育ジェラートワークショップを開催。2023年から続く取り組みの第4回で、全2回計11組31人が参加した。
親子で食と文化を学ぶ、ジェラートワークショップ

食の文化は、ただ技術として伝えるのではなく、誰かと一緒に味わい語り合うことで継承されていく。だからこそFMIでは、最も身近な学びの場である“親子の時間”にこだわっている。子どもが体験し大人が寄り添い、ともに驚きともに学ぶ——その記憶こそが未来の食文化を育てると信じているという。

同社は“食と文化を未来に継承する”活動に継続して取り組んでおり、今回のワークショップで伝えたかったのは「つくり方は変わっても、素材を大切にしておいしいジェラートを届けたいという想いは変わらない」ということだった。

講師を務めたのはSANTi代表の松本愛子氏と松本純氏。

松本愛子氏は世界のトップジェラートシェフ100人に選ばれ、SANTiは日本のクラフトジェラートシーンを牽引する存在だ。地元の新鮮でオーガニックな食材を活かした独自のスタイルで、鎌倉・伊豆・大磯に店舗を展開し、日々“その土地ならではの味わい”をかたちにしている。
世界最古のジェラートレシピに挑戦

参加した計11組31人の親子は、冷凍庫の代わりに塩と氷を使った「世界最古のジェラートレシピ」のカスタードジェラートに手づくりで挑戦。材料は牛乳・卵黄・砂糖のみで、氷と塩を使って冷やしながらよく混ぜると、ジェラートの色が変わっていき固まってきたら出来上がり。

温度や手ざわりを夢中で体験しながら「どうしてジェラートが固まるの?」という疑問が紐解かれ、身近なジェラートが、素材の特性と働きによる科学で成り立っていることを実習した。
最先端マシンのできたてジェラートも試食


続いて、FMIのテストキッチンに備わる業務用ジェラートマシンで製造したジェラートを試食し、自分たちでつくった手づくりのジェラートと食べ比べた。
昔ながらの手づくりの製法を実際に行った後で、最先端ジェラートマシンの仕組みを知ることで、“食の現在地”をジェラートの食感や味わいとともに実感し、“食と文化を受け継ぐ”意識を育む学びの場となった。
子どもたちが「夢のジェラート」を考案


さらに、子どもたちが、つくってみたい「夢のジェラート」をオリジナルフレーバー考案シートにスケッチして発表。参加した子どもたちは楽しいアイデアに真剣に取り組み、プロのシェフと言葉を交わしながら「ジェラート屋さんのお仕事」に触れる貴重な機会となったという。
子どもたちのアイデアは、10月の祭典へ

優秀なアイデアは、10月17日(土)・18日(日)の2日間、FMIで開催するジェラートの祭典「GELATO COLLECTION 2026」で、SANTiがレシピ化し、特別出品される。子どもたちが描いた「夢のジェラート」は、ワークショップの中だけで終わらず、プロの手を経て実際に味わえるひと皿になる。
SANTi・FMIとジェラートカルチャー
FMIとジェラートの関わりは、1984年のジェラートマシン輸入販売にさかのぼる。日本ジェラート衛生協会の設立にも貢献し、1986年にはイタリア・ジェラート協会とミラノ市より「日本におけるイタリアンジェラート普及への貢献」に対し表彰を受けた。
SANTiは2023年、日本で独自のジェラート文化を広めるため研修の学校「ジェラートアカデミー」を設立し、FMIはアカデミーの運営を支援。また、FMIを会場にクラフトジェラートのフェスティバル「GELATO COLLECTION」を2025年に初開催した。FMIは企業としての歩みとともに、ジェラートを学ぶ人・つくる人・味わう人がもっと身近に自由にジェラートづくりを楽しめる“カルチャー”の創出を目指しており、今回の親子ジェラートワークショップもそうした文化支援活動の一環だとしている。
FMIの食文化創造への取り組みに注目してみては。
GELATERIA SANTi 公式サイト:https://gelateriasanti.com
エフ・エム・アイ 公式サイト:https://www.fmi.co.jp
GELATO COLLECTION 2026 公式Instagram:https://www.instagram.com/gelatocollection
(丸本チャ子)